BOUNENKAI
 年末・年始となにかと忙しい日が続き、やれ忘年会やらクリスマスやらと思えば、あっという間に正月を迎えてしまい、正月ボケもそろそろ治ってみなさん仕事していることでしょう。
 正月やクリスマスなどの「特別な日」に、昔はコンピュータウイルスに感染してしまうということがありました。
Happy99img
 正月に感染していたのが「Happy99」というウイルスで、1999年に発見され拡大しました。ウイルスに感染すると、「Happy New Year 1999 !!」という画面が出てきて、花火がバンバン上がるドット画面が出ますが、その裏でウイルスワームが増殖するといったウイルスでした。しかもこのウイルスはメールなどの宛先を利用し、通常のメールを送信したタイミングで、二通目に「Happy99.exe」を送信します。



 クリスマスのウイルスと言えばMS-DOS時代に有名になった「Japanese Christmas」でしょう。
 このウイルスは1989年に作成された国産初のウイルスで、クリスマスになるとクリスマスツリーが画面に表示されるといったウイルスです。破壊活動などは何もなく、ただツリーを表示するだけのウイルスで、25日を過ぎると表示されないといったものでした。このウイルスはメモリ常駐型のため、当時はフロッピーが主体で、このウイルスに感染するとフロッピーをコピーしたりアクセスするごとにウイルスも一緒にフロッピーに入り、感染を拡大させるといった感じでした。
Japanese_Christmas1

 あと、「13日の金曜日」と言うウイルスもありまして、「
Jerusalem」というウイルスです。1989年10月13日(金)に発動されるウイルスですが、このウイルスは事前にウイルスの情報が先に広がったため対策が先に打たれて、「幻のウイルス」となってしまいました。

 被害の大きかったウイルスはバレンタインのウイルスで「
LOVELETTER」というウイルスです。別名「I LOVE YOU」ウイルスとも呼ばれています。2000年2月14日のバレンタインに活動が行われました。ラブレターを装い、ウイルスのスクリプトをメールで送信し被害を拡大させといったもので、世界中で4500万台が感染したようです。

 このように、「特別な日」というのはウイルスに感染しやすい日だということが昔から言われていました。現在はあまり見かけなくなりましたが、忘れたころに当然狙っている場合もありますので気を付けましょう。