
暗号化通信で必要になるのがSSLなどの電子証明書ですが、今までは発行してもらうのに非常に難しく、導入を諦めていた企業やWeb管理者も多いのではないのでしょうか。しかし、個人情報を含む情報のやり取りにはこの電子証明書は必需で、この電子署名書があるかどうかで信頼度が変わってきます。
今回、このSSL/TLSの電子証明書が簡単に、しかも無料で取得できるところが出てきましたのでご紹介します。

この電子証明書を無料で発行してくれるところは「Let's Encrypt」というところです。
下記リンクになります。
https://letsencrypt.jp/
2015年までオープンベータとして運用を行ってきましたが、改良を重ね、2016年4月に正式に運用開始となっています。
発行の手続きを自動化することにより、現在、証明書の発行件数が増加しており、Firefoxなどの主要ブラウザはこの証明書を正式の電子証明書として取り扱っています。
暗号化のバージョンは「TLS 1.0」「TLS 1.1」「TLS 1.2」に対応しております。ただし、「SSL 2.0」と「SSL 3.0」は現在、脆弱性があるため対応しておりません。
この「Let's Encrypt」で取得できる証明書は「ドメイン認証(DV)SSL/TLS証明書」だけであり、「企業認証(OV)証明書」や「EV証明書」が取得できません。これらは企業や組織の実在性を調査しなければならないため、発行の自動化が行えないということです。
このサイトを運営している団体では、この電子証明書を自動発行することにより、Webの常時暗号化を目指すということです。そのため、アメリカの100企業や各種団体からサポートされているようです。
この機会にぜひ、Web管理者は証明書の取得を検討してみてはいかがでしょうか?
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