本日は過去の記事を再掲載いたします。(コロナウィルスの影響でIT業界もストップしています。)
以前、パソコンにまつわる都市伝説を掲載しましたが、意外に好評でした。「都市伝説」とは、だれがいつのまにか囁くようになり、そのうわさが広まって現在に伝わる伝説のことを言います。
今回もそのパソコンにまつわる「都市伝説」をご紹介しましょう。
1.ハード互換の「認証」と「準拠」は絶対「認証」のほうが良い。
「認証」と「準拠」は実はどちらも互換性があることを証明するものです。
では、何が違うかと言いますと、「認証」の場合は公的の認証団体にテストを依頼し、第三者の手で互換性を確かめたということです。一方、「準拠」は開発側がテストを行ってテストに合格したものを言います。どちらも「互換性」があることを証明するものです。「認証」を取るためには、公的機関に高いお金を払って「互換性」を証明するため、その分製品の値段も高くなります。
2.パソコンが壊れて、買い替えを検討するとなぜかパソコンが治る
実際にはこの伝説はあり得ないとは言い切れません。良く聞く実話も多く、今までブルースクリーン連発だったパソコンが、あきらめて「買い替え」を検討していたら、その後症状が全くでなくなったということもあります。やはり「機械」などに私たちの知らない「心」が潜んでいるのかもしれません。
3.Windowsは9.11のテロ事件を予言していた?
ネット上から拾った都市伝説ですが、9.11テロ事件の現場となった世界貿易センタービルの住所の略号がキーとなっているようです。世界貿易センタービルはニューヨークのクィーンズ通り33番街でした。
やり方は次の通りです。
1.ワードを立ち上げます。
2.世界貿易センタービルの住所の略号である「Q33NYC」と入力します。
3.入力したフォントを「wingdings」に変換します。すると、
上の通り、「Q」は飛行機、「3」はビルのマーク、「N」はドクロマーク、「Y」は六芒星(秘密結社でよく使われます)、「C」は親指を上げたマーク、つまり「Good」を意味しています。
また、同じように「USA」という文字を変換すると、
十字架、血の滴、Vサイン(ピース)が出てきます。つまり「キリスト教が血を流せば平和になる」といった非常に不気味な「テロ」を暗示させるマークになります。
これは偶然の一致なのでしょうか?非常に気になります。
4.Windowsマシンは49日以上連続で起動したままにできない。
この都市伝説は実は「おじさんネタ」の都市伝説です。現在のWindowsマシンは何日でも連続で起動したままに出来ますが、Windows95からMeまではこの都市伝説は本当でした。49日以上連続で起動したままにすると必ずフリーズしました。これはWindows特有のバグが原因で、Windows内起動時間を計測するタイマーのプログラムが32ビット仕様により、49日目以降になるとオーバーフローを起こしフリーズするのです。現在ではこの問題は解消されています。
5.C言語のほかにB言語も存在する?
今ではプログラムを開発するのに使用されているC言語ですが、その他にもB言語がある?といった都市伝説がありますが、これは実は本当のことです。C言語はB言語を改良した言語なのです。
実は、言語にはアルファベットのAからZまでの中で、「O言語」以外すべて存在します。ちなみにPython, Perl, PHPを総称して「P言語」と言います。現在ではこの存在しない「O言語」を作ろうと世界中で開発しているようです。
6.パソコンには性別が存在する?
これはちょっとした「ネタ」の「都市伝説」です。テキストを音声読み上げにして、男の声だと「男性」、女の声だと「女性」だということだようです。
7.高いパソコンはすべてメーカー製の純正品を使っている。
よく家電売り場などで耳にするのが「メーカー製は純正品を使っているから安心」という言葉ですが、実はこれも「都市伝説」の一つです。
実はいくら高いパソコンでもメーカーの純正品はすべて使っていないのです。もっとひどくいうと、ほとんど純正品を使っていないといっても良いでしょう。メーカー製のパソコンのほとんどは各メーカーで使用するパーツを選び、それを組み合わせて生産しているのです。メーカー製純正のパーツを使用している部分もありますが、ほとんどのパーツは部品供給(OEM)として型番を変えてあたかもメーカー製のように見せているわけです。
では、なぜメーカー製のパソコンは高いのかというと、実はメーカー製のパソコンの中に入っているソフトが値段を上げているのです。無料ソフトだと思っているかもしれませんが、インストールされているソフトも値段の中にふくまれているのです。最近ではそのソフトはいらない人が多くなったため、余計なソフトはインストールされなくなりました。
8.Windows Vistaには幻のバージョンが存在する?
実はWindowsVistaには幻のバージョンが存在するのです。WIndowsVistaはバージョンSP2までですが、SP3の計画があり公開予定でした。しかしいろいろな理由から結局は公開できず、自己責任ということでSP3にしようとした修正パッチをひっそりとに公開しました。このパッチを適用すると今ままで激重のVistaが覚醒してWindows7と同等の快適さになります。適用するには下記のパッチをダウンロードして実行してください。
http://support.microsoft.com/hotfix/KBHotfix.aspx?kbln=ja&kbnum=967999
http://support.microsoft.com/hotfix/KBHotfix.aspx?kbln=ja&kbnum=968287
http://support.microsoft.com/hotfix/KBHotfix.aspx?kbln=ja&kbnum=968992
http://support.microsoft.com/hotfix/KBHotfix.aspx?kbln=ja&kbnum=970013
http://support.microsoft.com/hotfix/KBHotfix.aspx?kbln=ja&kbnum=969744
http://support.microsoft.com/hotfix/KBHotfix.aspx?kbln=ja&kbnum=970186
http://support.microsoft.com/hotfix/KBHotfix.aspx?kbln=ja&kbnum=970485
表記上はSP2となっていますが、実質はSP3ということになります。なぜ、このパッチを公開しなかったと言いますと、Microsofは当初公開する予定でしたが、Windows Vistaの評判がとても悪かったため、急きょWindows7を公開しました。このWindows7はこのVistaのパッチを基にして作られています。よってこのWindowsVistaのSP3?はWindows7の基本となるモデルだとも言えます。
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