Ddos1

 昨年から今年にかけて脅威となっているDDos攻撃ですが、この被害にあった企業の損失というものが多大なものとなっています。このDDos攻撃について、ちょっとしたニュースが飛び込んできましたのでお知らせいたします。

ROSIA

 CNET JAPANの記事によりますと、このDDos攻撃にロシアでは「代行サービス」というものが存在しているようです。

 まあ、そんなサービスは実際アングラサイトなどで存在してもおかしくないわけですが、その代行サービスが実際ロシアで存在していたというのは驚きです。

 料金は1時間以上4時間までが1時間につき2ドル、12時間以上24時間までだと1時間につき4ドル、24時間以上72時間までたど1時間につき5ドル、1か月間だと1000ドルという料金だそうです。
また、お試しDDos攻撃サービスというのもあり、無料で5〜10分の「テスト」も行えるそうです。

 この代行サービスなるもの、どうやら副業でおこなっているかのようで、週末にあるとDDos攻撃が増加するそうです。実際にこのDDos攻撃の威力はどうか不明です。また、このDDosサービスからの被害状況も不明であります。
 
 この代行サービスですが、相手側に被害を与えるだけでなく、逆にこのDDos攻撃代行サービスをうまく利用し、社内のネットワークの負荷テストに使用しているといったケースもあるみたいです。

 ネットなどで良く見かける「ネットで副業!」ならぬ「DDosで副業!」といった感じですが、無断で他人のサーバーなどに安易にDDos攻撃をやらないようにしてください。犯罪となり逮捕されます。


【動画】ゲーム会社に“DDoS攻撃” 16歳少年を書類送検(14/09/18)


 今回のDDos攻撃の代行サービスは、良いサービスなのか悪いサービスなのか意見が分かれると思います。
一見悪いサービスにも見えますが、逆に現在問題となっているDDos被害を事前に把握・テストするために、代行してもらい、今後の対策につなげるといった使用方法もあります。要は、依頼する側が悪用しないということが大前提なサービスであることかもしれません。