Win10CREATIR01
 本日からWindows10のCreators Updateの手動での配信が始まりましたが、東芝製のパソコンを使用しているユーザーはCreators Updateを行う前に注意しなければならないことがあります。
TOSHIBAdisplay_utility
 東芝製のパソコンの場合、Toshiba Display Utilityという画面設定のユーティリティソフトがありますが、今回のWin10 Creators Updateの更新の際にトラブルの原因になっているという報告がありました。
 このToshiba Display Utilityがインストールをブロックし、Creators Updateの更新が失敗するようです。
 これは今回のWindows10 Creators Updateではサポートされておらず、インストールされている状態の場合だと更新の通知が届かないようです。
 また、本日から始まった手動でのダウンロード・インストールを行った場合、途中で失敗し再びインストールしても同じようなエラー現象が起こります。また、強引にインストールを行ったとして、その後グラフィック関連でのトラブルが予想さます。
 トラブルの回避方法としては、インストール前にこのToshiba Display Utilityを完全にアンインストールすることにより、問題は回避できます。Toshiba Display Utilityを使用していなくても、インストールされている場合はトラブルがおこるため、完全にアンインストールを行った後、Win10 Creators Updateの更新を実行してください。
 また、Win10 Creators Update後はこのToshiba Display Utilityは動作検証が取れていないため、インストールを行わないで使用してください。間違ってWin10 Creators Update後Toshiba Display Utilityをインストールした場合、ディスプレィのパフォーマンスが低下する恐れがあり、またその後の定期Updateでもインストールエラーが起こる可能性があります。
 東芝では今回のToshiba Display Utilityの互換性の問題についての原因は発表されていません、しかしMicrosoft社ではこの問題を把握しており、このToshiba Display Utilityを削除するように呼び掛けています。

東芝のパソコンは全台対象となりますので、注意が必要です。