Win10CREATIR01
 前回に引き続き、本日もWindows10 Creators Updateによるトラブルとその回避方法をご紹介します。
今回はLogitech USBカメラが認識しなくという問題です
LOGICAM
 Logitech USBカメラの使用ユーザーは国内でも多く、Windows10 Creators Update後に認識しなくなったという問題も多数よせられています。
 今回のLogitech USBカメラが認識が認識しないという問題は、前回と違い深刻な問題ではなく、回避方法もありますので、安心してください。
 この問題については、Logitechでも問題を把握しており、Windows10 Creators Updateに対する問題の修正プログラムも提供しております。
 今回の問題はWindows10 Creators Updateの更新時にLogitech USBカメラのドライバーが読み込めないというバグが存在するようで、それにより、Logitech USBカメラを「不明なデバイス」として認識してしまいます。
 この問題を回避・修正する方法が次の通りです

 1.スタートメニューを右ククリックし、「検索」ボックスから「デバイスマネージャー」と入力します。
 2.「デバイスマネージャー」開き、不明なデバイス(!マークが付いている)をクリックし、プロバティ画面を開きます。
 3.「ドライバ」から「ドライバの更新」を選択し、「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを選択」をクリックします。
 4.「コンピュータ上の利用可能なドライバの一覧から選択」をクリックし、「互換性のあるハードウェアを表示」にチェックを入れて、「USB ビデオ デバイス」を選択してください。

 Windows10 Creators Update後はLogitech 社が開発した専用ソフトウェアは修正プログラムが提供されるまでは使用できませんので、標準のプログラムを使用してください。
 いずれ先ほども記した通り、今回の問題はLogitech社でも把握している問題ですので、近いうちに修正プログラムが提供されると思います。それまでの間はこの方法で回避し、修正プログラムが提供されたら、一旦デバイスマネージャーからドライバーをアンインストールして、プラグ&プレイで再認識させ、ドライバーをインストールしてください。

 今回のWindows10 Creators Updateの分かっているトラブル・不具合の大半はシステム内部の仕様に関するトラブル・不具合よりも、画面や映像にまわりに関するものが多くなっています。特にグラフィックカードのOSに対する互換性の問題や、古いドライバーソフトを使用していてのトラブルが報告されています。
 Windows10は今までのWindowsとは違い、画面の描画方法やグラフィック関連・視覚周りのレスポンスの向上などに重点を置いています。そのため、標準以外の仕様で使っている場合はトラブルに合う確立が高くなっています。Windows10 Creators Updateを行う前には一旦標準の仕様に戻してから行った方が良いでしょう。