先日、日本郵便をかたったフィッシングメールが増加しているという記事を書きましたが、前回のメールのほかに、「国際スピード郵便」という同じようなメールも一緒に増加しているもようです。
そのメールの内容は次の通りです
件名:Express Mail Service (EMS)
送信元:info.postal@ems.japanpost.jp <info.postal@ems.japanpost.jp>本文:
拝啓
配達員が注文番号( 882491907193058 )の商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。
従ってご注文の品はターミナルに返送されました。
ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。
このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの郵便局 - 日本郵政取り扱い郵便局までお問い合わせください。
敬具
EMS(国際スピード郵便) - 郵便局 - 日本郵政
同時に添付ファイルとして(注文番号).zipというのが添付されています。
この添付ファイルにはFakeAlertというトロイの木馬のウイルスが仕込まれているわけですが、このウイルスがバックグラウンドで、マルウェアをダウンロードし、パソコン画面に偽セキュリティ画面を表示させます。そしてユーザーにソフトをダウンロードさせようと促し、同意すると別のウイルスソフトやマルウェアをダウンロードさせ、結局は「お金を払って下さい」といった画面になります。
このウイルスは2009年~2012年の間に被害がしたウイルスで、その後減少傾向となりました。
しかし、今年に入り、またこの手のウイルスの添付ファイルが少しずつ増加傾向にあります。
だだし、現在猛威を振るっているランサムウェアとは違い、金銭要求の画面はロックされていますが、ファイルを暗号化してるわけではないのでセキュリティソフトなどでウイルスを駆除することができますが、このウイルスの場合はレジストリの改ざんも行っているのでウイルス駆除は必ず「システムの復元」を行い、感染する前の日付にレジストリの情報を戻してください。
ただ、ウイルスの駆除を行っても、場合によってはレジストリの改ざんによって別のマルウェアに感染する危険性が非常に高いので注意が必要です。


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