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 日本マイクロソフト(株)の情報によりますと、26日からMicrosoftをかたる偽の警告画面がWeb上で出回っており、注意を呼び掛けています。
 こちらが実際の偽画面です。(マイクロソフトのサポートページより引用しております)
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 この画面としての特徴は、Web閲覧中にブルースクリーンに似たような画面が出てきて、
  • 『あなたのPCはブロックされました』
  • 『当社に今すぐお電話ください』
  • 『この重要な警告を無視しないでください』
  • 『お使いのPCからウイルスとスパイウェアを検出しました』
 といった警告画面が出ます。
 ブラウザは通常の大きさからマウスをクリックすることによって全画面表示となり、右クリックのマウスの操作ができなくなります。
 同時にWindows Defenderの画面が出で(これも偽画面となります)右下の方に「サポート電話」が表示されます。
 マウスカーソルはアニメーションで移動し、電話をするよう促すということです。
 アドレスバーは「https://support.microsoft.com/ru-ru/en」という表示になっているように見えます。このURLはあくまでもブラウザ画面上の描画であり、実際にはブラウザの全画面を解除すると、別のURLとなっています。
 ブラウザの画面は通常の「X」で閉じることができません。
 対処としては「Ctrl」「Alt」「Del」の3つのキーを同時に押して「タスクマネージャー」を起動し、ブラウザを終了することで画面を閉じることができます。
 ブラウザのタブの形がGoogle Chromeに似ているため、Chrome以外のブラウザを使用しているユーザーは見わけがつくかもしれません。
 このMicrosoftをかたった画面は3月21日から出回っており、今月に入り被害が拡大している模様です。絶対に記載されている偽サポートの電話番号に電話しないようにと注意を呼び掛けています。