WATOSON

 Windowsの使用歴が長い人は、一度は見たこともある「ワトソン先生」ですが、最近見なくなりましたね」。どこに行ったのでしょう。


 まず、このワトソン先生とは何者か?何をしていたのかということですが、パソコンのアプリケーションで致命的なエラーを起こした場合、アプリケーションを強制終了し、何にも役に立たないエラー情報をMicrosoftに送れるように情報を収集し、「問題が発生したため、○○は終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません。作業途中であった場合、その情報は失われた可能性があります。この問題をMicrosoftに報告してください。」といったメッセージを出す、非常に役に立たない先生でした。
 しかし、開発者にとってはすごい「先生」らしく、エラー発生時のメモリの状態を保存したり、開発者向けの情報などもきちんと収集してくれていたようです。
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 実は、ワトソン先生、一度「解雇」されています。雇用されたのはWindows 3.0ですが、その後Windows 95で解雇されました。しかし、Windows 98で再雇用され、Windows XPまで独立して働いていました。

 その後どうなったかと言いますと、ワトソン先生、お歳のようで独立して働くのは容易でなくなってきました。そこでWindows Vistaでは「問題のレポートと解決策」というグループに入り、Windows 7の段階で、「アクション センター」という組織に統合され、ワトソン先生は表に出ず、後輩の指導にあたっているようです。

 「ワトソン先生」お疲れさまでした。