dentaku
 
 本日はパソコンネタからちょっと離れた記事となります。
 仕事をする上で欠かせないのが「電卓」です。だれもが1台は必ず持っているはずですが、この電卓の使い方について案外知らないことがあります。今回はその中でも仕事で役に立つ「二度打ち」の使い方をマスターしましょう。これを覚えると仕事がはかどります。

1.「X」を二度打ち
 例えば、伝票などで数量が同じで原価が違う場合があります。
 A商品 数量2 原価250
 B商品 数量2 原価300
 
 この場合の計算を電卓で行う場合、通常は

 250 X 2 = と 300 X 2 と打ちますが、こんな時、2を固定してしまいましょう。
 
 やり方は
 
 2 X X 250 =  300 = と打てば良いわけです。「X」を2回押すことによって、その前の数字が固定になり、その後の 「数字」 = で掛け算を簡単に行ってくれます。

 税抜きの価格から消費税込みの計算をする場合、
 1.08 XX と入力すれば 「税抜き」 = で税込み金額が出ます。

 また、乗数も計算できます。

 2xx= と打つと4、さらに=を押すと8、また=を押すと16という計算もできます。


2.「+」を二度打ち

 「+」の2度打ちは先ほどの「X」と同様、「+」を2回押すことによって、その前の数字が固定になります。

 2++ 3 = で 5、 4 = で 6、 8 = で 10となります。
 
 これを応用して50円引きの計算を行う場合、

 - 50 + + と打てば、本体の50円引きが楽に計算になります。

3.「÷」を2度打ち
 「÷」を2度打ちの場合は「x」や「+」とは違います。「÷」を2度打ちをすると、逆数の計算になります。

 例えば、2 ÷ ÷ 10 と入力すると 10 ÷ 2 と同じことになり、答えは 5 となります。
 

4.「-」をを2度打ち
 「-」をを2度打ちの場合は引く数と引かれる数が逆になります。
 
 例えば、 
 3 - - 7 と入力すると、 7 - 3と同じになります。


「x」と「+」は固定、「÷」と「-」は逆と覚えておくと良いでしょう。

 以上電卓の二度打ちの裏技?でした。