今回更新に遅れる機能は、Microsoft Graphで端末間の同期機能のようです。この機能はWindows、Android、およびiOSなど異なるデバイス間で中断した場所からピックアップし、以前のスナップショットからアクティビティを再開できる機能であるタイムライン機能です。

【Windows10】Redstone 3の機能全貌が明らかに【正式名Fall Creators Update】

　このことは、MicrosoftのJoe Belfiore氏が明らかにしたことで、この異なるデバイス間での連携にまだ不確実性があるようで、それを修正しているようです。

　これにより、Fall Creators Updateの時期が遅れるわけではなく、あくまでもこの機能は今回の9月に行われる大型更新には間に合わないだけで、追ってどこかの段階でこの機能が追加されるようです。

　現在は Insiderプログラムの一部として実験中であり、この機能を完全の状態にするためにもテストを繰り返し、完全な形でユーザーに提供する予定だということです。

　Windows10の各種機能は今までも何らかの状況で大型更新に送れることがありました。今回もその１つだということで、いずれ開発の最終段階のようですので、もしかしたらギリギリFall Creators Updateに間に合うかもしれません。