PASO01
 本日も過去の記事を再掲載いたします。
 今回は古き良き時代に、パソコンユーザーがその当時欲しかった名機をご紹介します。今回はPC-6001です。

PC-600101

 PC-6001シリーズは新日本電気(現NEC)が1983年7月に発売していたパーソナルコンピュータで、「パピコン」という愛称でよばれていました。
 その当時の価格は定価で89,800円で現在の価格相場に換算すると約17万円となります。この当時のパソコンはほとんど定価販売でしたので、この値段でみなさん購入していたということになります。

 なぜ、この機種がパソコンの名機かということですが、この機種が初めて「家庭でも使えるパーソナルコンピュータ」として初めて家庭向けに発売されたものであります。

PC600102

 当時はコンピュータといっても「マイコン」が主流でした。しかし、その当時のマイコンは本体だけでも20~30万(現在の相場だと40万~60万)であり、その他にディスプレイや周辺機器を別売で揃える必要があり、全部そろえると100万円単位といったもので家庭ではとても手が出せない価格でした。
 そんな中、NECが家庭向けで初心者層を狙って発売したのがこの「PC-6001」になります。

 このPC-6001のスペックは次の通りです(Wikipediaより引用)

・CPU μPD780C-1(Z80-A互換) 3.993600MHz
・RAM 16KiB(最大32KiB)
・テキスト表示 32桁×16行 2画面(RAM拡張時は最大4画面)
・グラフィック表示 256×192ドット 2色 または 128×192ドット 4色 ・画面(RAM拡張時は最大3画面)
・サウンド PSG AY-3-8910
・BASIC N60-BASIC (Microsoft 16K BASIC)
・インタフェース
  ・RF接続
  ・コンポジットビデオ出力
  ・オーディオ出力
  ・CMT
  ・プリンタ(セントロニクス準拠)
  ・専用カートリッジスロット(50ピン)
  ・アタリ規格ジョイスティックx2
  ・RS-232C(オプション)
  ・フロッピーディスク(オプションの拡張ユニットPC-6011に装備、基本のPC-6031および増設用のPC-6032で最大2台)


 現在に比べたらとんでもない性能の低さですが、その当時はこのPC-6001が最新のスペックでした。
また、家庭向けということもありゲームも豊富でした。当時アーケードゲームとして一世風靡していた「ゼビウス」などもプレイでき、「あこがれのパソコン」で子どもから大人まで欲しかったパソコンのひとつになります。

 PC-6001の後継であるPC-6001mkⅡはメモリやグラフィックの性能も強化され、さらに漢字ROMを搭載したことにより漢字が使用できるようになりました。また、ボイスシンセサイザという音声合成技術にによりしゃべるパソコンとして大きく注目されました。

このPC-6001Vのエミュレータは下記で公開されています。
パピコンのこころ-PC6001V【リンク】

【動画】NEC PC6001 パピコンCM


【動画】NEC PC 6001mk2 CM

【動画】 NEC Papikon PC-6001A Computer Commercial [1981] (subs)