OCNNET
 本日の正午すぎからインターネット網が繋がらないという大規模な障害が発生しました。Ddos攻撃によるものとか、あるいは北朝鮮からの攻撃とかいろいろな情報が錯綜しておりますが、今回の障害はどうやらネットワークの中継地点の障害が原因だと現在は見られています。

8月25日午後9時現在の障害推移
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 正午過ぎからOCNの回線を中心にネットワークの接続が困難になり、特に首都圏や大都市からの接続が不安定となりました。OCNは12時45分には設備の異常はないとし、通信障害の復旧を発表しましたが、その後もツイッターなどから接続できないというコメントが多数よせられましたが、現在はほぼ普及しているとみられています。

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 それと同時にKDDIやOCN、任天堂も障害情報を出していました。また、OCNを使用したサービスや光TVなども通信障害がおこった模様です。
 また、楽天証券でもログインできない、接続できないといった声がよせられ、対応に追われたようです。
 この件に関して、現在総務省や警察当局が調査開始しました。一部の報道によると、今回のネットワーク障害は外部からの攻撃などによるものではなく、BGPと呼ばれるルーティングの一部で不具合が起こった可能性が高いということがわかりました。この海外のBPNの一部に不具合がおこったことにより、パケットの宛先の遅延がおこり、結果としてネットワーク障害がおこったようです。また、この障害により接続を再試行するユーザーが一気に増え、結果として通信の渋滞(輻輳)が一気に起こったと思われます。
 その障害が起こったと思われるBGPの回線経路にOCNがどこかの経路で使用していたということで、障害は発生したと思われます。

 ツイッターなどの情報によると、他のプロバイダーや回線などを使用するときちんと通信できるといった情報や、OCNでも別に問題ないといった情報もあり、今回の通信障害は接続先や環境にもよりますが、すべてのOCNなどの回線が障害にあたった訳ではなさそうです。

 ただ、ひとつ気になるのが海外のBGPに不具合が発生したといいつつ、他の国では特に大規模なネットワーク障害が発生していないということです。今回の障害は日本で主に起こっており、海外の通信障害を見てもほとんど正常だということです。ほかにも別の原因があるかもしれません。
 
 今回のネットワーク障害によって見えてきたことは、ネットワークがつながっていることが「当たり前」になっており、ひとつ障害が発生することよって大混乱になるということです。確かにネットワークがつながっていることが「正常」な状態になっていますが、何らかの要因(今回は機器の障害だと思いますが、他にも大規模な災害やネットワークをターゲットにしたテロなど)が起こってインターネットなどのネットワークが使えなくなった場合どうするかということです。現在はネットワークを使っていろいろな情報が即時に入ってきます。しかしいったんネットワークがダウンすると、情報の入手ができなくなります。そうなった場合、適切なしかも新しい情報をどうやって入手するのかが鍵となります。

 今回の件を教訓にし、有事がおこった場合の対処法をもう一度考えてみてください。