
10月17日にWindows 10 Fall Creators Updateがリリースされます。事前準備として、今回のアップデートを行う前にWindows10 OSのバックアップを行うことをおすすめします。
バックアップソフトはWindows10に標準で搭載されているものもありますが、やはり多機能のバックアップソフトを使用したほうがバックアップの時間なども短時間で済みますし、また、ハードディスクを別のハードディスクに移行する際にクローン作製などにも役に立ちます。ぜひひとつはインストールしておいたほうが良いでしょう。
以前にフリーソフトで有名な「EaseUS Todo Backup」をご紹介しましたが、今回ご紹介するバックアップソフトもとても良いバックアップソフトです。
ファイルのダウンロードは下記になります。
https://www.backup-utility.com/jp/download.html このバックアップソフトの良い点は
数クリックで操作できること。
スケジュール増分/差分バックアップを使用してバックアップするため、スケジュールのバックアップなどにもスペースを節約しながら行うことができる。
異なるハードウェアを持つ他のパソコンにシステムを復元することができる(ユニバーサル復元)
システムがクラッシュした時に、ブータブルメディアを使用して復元することができる。
といったように、とてもフリーソフトとは思えないほどの機能があります。
また、バックアップ中にほかの作業を行うことができるため、ストレスなく簡単にバックアップをおこなうことができます。
AOMEI Backupper Standardは、前回ご紹介したEaseUS Todo Backupと同様にシステムファイルを「イメージファイル」としてバックアップするので、通常のバックアップソフトとは違い、バックアップ・復元が高速に行うことができます。またバックアップイメージは圧縮しますので、容量の節約にもなります。
また、このバックアップソフトのすごい所はイメージバックアップしたファイルから特定のフォルダやファイルだけを取り出せることです。
通常のバックアップソフトの場合、復元するときはイメージ丸ごと復元しなければなりません。しかしトラブルの原因がわかっており、そのファイルやフォルダだけを取り出したいときはこの機能でファイルやフォルダを簡単に取り出すことができます。
イメージファイルを「マウント」し、あたかもハードディスクドライブが追加なったかのように表示されるため、ドラック&ドロップでファイルをコピーすることができます。

バックアップ時に名前をつけることによって、復元時に選択することができます。

ハードディスクなどのクローン作製も簡単に行えます。

ユーティリティにはイメージファイルの整合性や緊急時にマウントしてイメージファイルを復元するブータブルメディアの作成もできます。

また、イメージファイルの検索では、イメージファイルをマウントすることにより、ドライブ操作の感覚でファイルやフォルダ単位でデータを復元することができます。

バックアップイメージの圧縮方法を選択することができます。

USBやDVD・BDなどのメディアに合わせた容量でイメージファイルを分割することもできます。

バックアップは通常使用しているセクタのみのバックアップか未使用部分のセクタも含めてのバックアップかを選択できます。

VSS機能を使用することにより、バックアップ時でも他の作業を行うことができます。

バックアップ終了時にデータが正しいかどうかチェックを行うことができます。
このようにこの「AOMEI Backupper Standard」はWindows10のシステムフォルダをバックアップするのにとても良いソフトです。とてもフリーソフトとは思えない機能をもったソフトです。ぜひ、Windows 10 Fall Creators Updateの前にバックアップすることを強くおすすめします。
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