CtrlAltDEL
 Windowsにログオンをするときに必ず押すキーがCtrl + Alt + DELキーとなっています。毎回非常に面倒です。しかし、なぜこのキー操作でログオンしなければならないのでしょうか。その素朴な疑問にお答えしましょう。

BillGates

 このCtrl + Alt + DELの操作はMicrosotのビル・ゲイツが考えたのだと皆さんは思っていると思いますが、実はこのCtrl + Alt + DELはビル・ゲイツが考えたのではありません。
 犯人は、あのコンピュータ業界の大御所である「IBM」です。ビル・ゲイツはただこのCtrl + Alt + DELをその当時の流れで何となくWindowsに採用してしまったのです。
IBM

 このCtrl + Alt + DELという操作はIBMのパソコンでフリーズを起こしたときに再起動させるコマンドでした。当時の設計者であるデビッド・ブラッドリーがパソコンの基礎部分であるBIOSのプログラムを開発するときに、安易に間違って再起動させないように両手で操作できる方法としてこのCtrl + Alt + DELという操作にしたそうです。

 Windowsが世の中に登場したときも、すでに「Ctrl + Alt + DEL」というのがありました。なぜWindowsもこの方法を使ったかというと、最初のWindowsはいろいろとハングアップする現象が頻繁に起こっていました。そのため、強制再起動などをせざるを得ない場面が多々あったため、このIBMの流れと同じCtrl + Alt + DELを使用して現在に至っているわけです。

CtrlAltDEL2

 実はCtrl + Alt + DELという操作はWindowsだけではありません。OS/2やLinuxもこの操作を行うことによりソフトリブートが行われます。また、Appleのパソコンもこの操作に似たCommand + Opt + Escを押すことでソフトウェアの強制終了を行うことができます。このように Ctrl + Alt + DELという操作はIBMのおかげでそうなってしまった訳で、ただMicrosotのビル・ゲイツは有名にしてしまっただけです。
SEC101

 現在はこのCtrl + Alt + DELはセキュリティの関係で最も重要なキー操作になっています。このCtrl + Alt + DELという操作はキーボード操作で唯一キーを押さないと認識できないということです。
 Ctrl + Alt + DEL というコマンドを受け取ることができるのは唯一winlogon.exeというプロセスのみとなっています。そのためプログラムでこのCtrl + Alt + DELをいう操作のプログラムを作ろうとしても理論上はできないようになっています。これにより、ログインパスワードを奪おうとする悪意あるソフトウェアを作ろうとしても出来ないということになります。


 やはりこの理由から今後もログオン時にCtrl + Alt + DELを押し続けなければならないということになります。