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 さあ、Windows10の秋の大型更新が約1週間後に開始されます。毎回意図もしない原因で更新が失敗する例が毎回あります。
そこで、更新が失敗しても被害を最小限にするために事前準備をしっかり行いましょう。
1.重要なファイルをUSBなどにコピーをしておく。

 特にドキュメント内にある重要なファイルに関しては、何らかの形で消去されていいように、他のドライブやUSBなどにバックアップをとっておきましょう。

2.パソコン内のハードウェアのドライバを最新のものにする。

 メーカー製などの場合のパソコンなどは自動でドライバ更新などを行うようになっていますが、組み立てパソコンやBTOパソコンなどの場合は手動で更新しなければならない場合があります。特にWindows10の更新時のトラブルの大きな原因のひとつに、ドライバが古いために起こるケースが過去にも多くありました。常に最新のものにしましょう。特にグラフィック周りやサウンド周りのドライバは要注意です。

3.復元ポイントを作成しておく。
  
 Windows10のデフォルトの状態では復元ポイントは自動で作成されます。しかし、ハードディスクの容量が少ないため、復元ポイントの作成を無効にしている場合、トラブルが起こった場合に復元できなくなります。必ずどこかの段階で1回手動で復元ポイントを作成してください。
 復元ポイントの作成はスタートメニューを右クリックし「復元ポイント」と入力すれば出てきます。

4.ハードディスクの容量を確保する。

 Windows10の更新時はかなりのハードディスク容量(数10GB単位)を使用します。これは更新時の作業容量だけでなく、更新後に元に戻せるようにシステムやドキュメントなどのバックアップも作成されます。ハードディスク内の使用しないファイルやアプリケーケーションなどを削除し、容量を確保してください。

5.最新の状態にアップデートを行う。

 アップデートで最新の状態にしておくことにより、Fall Creators Updateのダウンロード時間や更新時間が短時間になります。今までOSの状態を最新の状態にしていない場合は最新の状態にしておきましょう。

6.スタートアップや常駐ソフトはなるべく最小限のものにしておく。

 Fall Creators Updateなどの更新の際は一旦常駐ソフトを無効にしておくことをおすすめします。この常駐ソフトとの競合によってのトラブルも結構ありますので、トラブルの要因を少なくするためにも行ってください。

7.Windows10のISOイメージとリカバリーソフト。プロダクトキーを確認・用意しておく。

 
 最悪の場合、OSの再インストールが必要になります。その場合に必要になりますのでこれらのものを用意しておきましょう。


プロダクトキーを確認するソフト NirSoft 「Produkey」
http://www.nirsoft.net/utils/product_cd_key_viewer.html

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【便利ソフト】ISOファイルが簡単に入手できる【Windows】
http://blog.livedoor.jp/zeropasoakita/archives/12746786.html

システム修復ディスクの作成

 スタートメニューの検索で「バックアップの設定」と入力し、「バックアップと復元 (Windows 7)」の中に「システム修復ディスクの作成」というのがありますので、ここで作成します。
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これらの準備を行うだけでもトラブルが起こる確率が低くなります。ぜひ「Fall Creators Update」の前に行ってください。