Windows10 Fall Creators Updateが今週初めから配信となりました。現時点で確認されている不具合と、解決方法を記載していきます。
1.ウイルスバスターがインストールされているパソコンでアップデートを行うとブルースクリーンが発生する。
この現象はウイルスソフトが原因となっています。ウイルスバスターの場合修正パッチが出ております。
ブルースクリーンが発生している場合、セーフモードで起動し、一旦ウイルスソフトを削除して、その後通常起動を行ってください。正常に起動したら最新のソフトをインストールすると発生しなくなります。
この現象は主にセキュリティソフトEMETがインストールされている場合に起こります。EMETはFall Creators Updateに統合されますので、アンインストールしてから再起動し、Fall Creators Updateの更新を行ってください。
3.Fall Creators Updateを行った後、スリープから復帰時に画面が乱れてしまう。
この現象は富士通製のパソコンESPRIMOシリーズに発生しております。現在、富士通でこの現象を把握しており調査中です。修正パッチが出るまでは画面のスリープを使用しないようにしてください。
4.Fall Creators Update後、スタート画面がおかしくなる。めちゃくちゃになる。
一部のパソコンで発生しているようです。一旦シフトキーを押しながら完全シャットダウンを行って、再起動してみてください。軽傷の場合はこの方法で直る可能性があります。
この方法で直らない場合はコマンドプロンプトを管理者権限で実行し、
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
を実行、もしくは検索で「コントロールパネル」と入力し、トラブルシューティングで検索とインデックス作成(Search and Indexing Troubleshooter)を実行すれば直るかもしれません。これでも直らない場合は重症となります。
現在、この問題についてはMicrosoftで情報収集にあたっており、10月もしくは11月の前半で修正パッチを配布する可能性があります。現在、正式なアナウンスが出ておらず、対処方法もまちまちなようです。この件については後日、正式な修正方法が分かりましたら改めて記載していきます。
一旦シフトキーを押しながら完全シャットダウンし、再起動してみてください。
それでも直らないようでしたら、ソフトを再インストールすることで直るようです。
この他にもブルースクリーンが出るといった情報もありますが、そのほとんどが各種ドライバソフトを最新版にしていないため起こっているようです。Fall Creators Updateを行う場合は、必ず各種ドライバソフトを最新の状態にしてから行ってください。
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