
今月の中旬から配信が始まったWindows10 Fall Creators Updateですが、一部のパソコンでインストールを行った場合場、失敗してしまうといった現象が発生しております。
この現象が起こるのはIntelのX299チップセットとNVMe SSDドライブを使用するマザーボードのハードウェアの仕様のパソコンで、Asus、MSI、Gigabyteで製造されたマザーボードや他のこれらのチップを使用しているメーカー製のパソコンが対象となります。
これらの仕様のパソコンでWindows10 Fall Creators Updateを行うと、更新の状況の約22%で自動的にパソコンが再起動を行いますが、その再起動後の起動画面で白いテキスト文字で「BlInitialization failed 0xc00000bb」と教示されてしまいます。
この問題はMicrosotでも確認しており、Microsoftでは直ちにこれの問題を精査し、すぐに修正に応じるとのことです。
現在、この問題を解決できる方法としてはスタンドアロンのISOを使用してWindows 10 Fall Creators Updateをインストールすることです。ただし、この方法を行うと、すべてリセットされてしまうことになります。
安全な方法としては、一旦今回のWindows 10 Fall Creators Updateを行わないということです。現在、このチップセットに関しては、MicrosoftではWindows 10 Fall Creators Updateの配信を中止しております。
この問題が解決され次第、順次Windows 10 Fall Creators Updateの配信を再開する予定です。それまで、一旦今回のWindows 10 Fall Creators Updateは行わず、ダウンロードしたものを破棄もしくは中止するのが一番の安全策となります。
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