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 インターネットを閲覧しているときに良く見るのが「Cookie」(クッキー)と呼ばれるもので、このCookieにはユーザに関連する情報や、そのサイトの訪問回数などが記録されています。これにより、自動ログインからユーザーの分析などができ、使われていますが、なぜ、このファイルをCookieと呼ぶようになったのでしょうか?
 実はこの件についてはきちんとした起源がなく、いつのまにかCookieとなってしまったようです。
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1.フォーチュンクッキー説

 AKBの曲でも出てくる「フォーチュンクッキー」、これは中にメッセージが入ったクッキーのことを言います。
 ネットスケープを開発したルー・モントゥリですが、この人は大のクッキー好きでした。
 ネットスケープを開発しているときに、問題となったのは電子商取引の部分でした。情報をサーバーに接続状態などを保存するのは好ましくなく、どうしたら良いのかという問題に当たってしまいました。そこでルー・モントゥリはユーザーのコンピュータに保存することが良いという判断をし、外部から分からないようにするために、特別なファイルにしようとしたのです。この案が自分な好きな「フォーチュンクッキー」ににていることから「クッキー」と呼ぶようになったという説です。

 この説は一般的に言われている説です。


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2.メインフレームのハッカー説(クッキーベア説)
 

 とあるIBMのメインフレームを使うオペレータがいました。このオペレーターはいたずら好きで、
他の端末を気まぐれに「ロックアウト」にして「クッキーちょうだい」といったメッセージを送っていたそうです。ユーザーは「cookie」と入力するまで何もできず、仕方がなく「cookie」と入力していたそうです。その当時、人気番組で「クッキーベア」が登場するコントがあり、このクッキーベアはあの手この手でクッキーをせがもうとするもので、これが当時のハッカーの間で大人気となっていたようです。ちなみにこのクッキーベアが後のセサミストリートのクッキーモンスターになったと言われています。
 このいたずらを他のハッカーが改良しました。このいたずらを自動化にしてしまったのです。当時のメインフレームの起動ファイルに細工し、ある時間がくると自動的に「クッキーちょうだい」と表示させたのです。このクッキーベアは5~10分の不定期な間隔で「クッキーちょうだい」と4回せがみ、ユーザーの反応が得られないと「ダメな野郎だね」と捨て台詞を吐いて消えるということです。
 このプログラムは外部から呼び出されるため、ユーザーの手元にほとんど痕跡を残さなく、当時としては非常に巧妙な仕掛けでした。その仕掛けが他のユーザーも真似をし、次々と他のメインフレームに移植されたそうです。また、このクッキーベアはアメリカのペンタゴンも持ち込まれ、アクセス時の機密保持に応用されたとのことです。
PENTA

 このペンタゴンに持ち込まれたクッキーベアが後のインターネットの「クッキー」になったという説です。


 どちらの説が正しいのか今となっては分かりませんが、どちらもあの食べる「クッキー」が由来になったのは間違いありません。
 今回は素朴な疑問「インターネットの情報を保存するファイルをCookieと呼ぶのか」についてでした。