chrome
 GoogleのブラウザであるGoogle Chromeですが、4月中旬のアップデートで約数十万のWebサイトのHttp証明書のブロックによってWebサイトを使用できないという事案が発生するようです。
 STEC
この原因については、昨年Googleがシマンテック発行のSSL / TLS証明書の信用を停止するという決定がなされ、それによるブラウザでの証明書の使用停止が今年の4月のChromeのアップデートによって開始されるものです。
 サイト運営者で、シマンテックの証明書を使用している場合は今後2ヶ月以内にHTTPS証明書を無効にしない限り、安全でないとラベル付けされることになります。
 また、証明書をシマンテックを仲介組織から発行した場合でも影響を受けることになります。この仲介の署名書はThawte、GeoTrust、RapidSSLの証明書などがあます。ルート証明書の認証局Symanteであればすべて使用できなくなります。

NW

 このルート証明書は2016年6月1日以前または2017年12月1日以降に発行されたものを使用している場合はハッキングされる可能性があるということで、Chromeブラウザではこの証明書を使用しているウェブを使用する場合は、警告画面をクリックする必要があります。

 Googleでは4月17日に一般公開される予定のChromeのビルド66でこの変更が行われ、後のビルド70がリリースですべてのシマンテックの証明書が信頼できないものとしてリストアップされます。
 Chromeビルド70の予定日は10月23日となっており、このビルド以降大きな混乱になることが予想されます。
 この証明書のブロックについては現段階ではChromeのみとなっており、他のブラウザでは現段階ではブロックする予定はありません。しかし、一説によると、Firefoxでも今年5月に予定されているバージョン60でChrome同様今回のシマンテックの証明書をブロックするという噂もあります。
 また、Chromeの全ユーザーがすぐに最新に状態にするわけでもないので、インターネット上のすべてのユーザーがそのサイトが閲覧できなくなるという訳でもありませんが、サイト運営者は変更を余儀なくされるため、非常に大きな問題となってきます。

 企業のサイト運営者はこの問題を大きな問題ととらえ、証明書の変更を急がなければなりません。
また、使用するユーザーはこの4月17日以降に一部のWebページが閲覧できなくなった場合はこの問題が関係しているということを忘れないでください。