FLKAKUSI01
 パソコンを家族などで使用している場合、隠しておきたいファイルなどがある場合があります。
特にそこのお父さん!エッチなファイルをどこかに隠していませんか?しかし、ただ隠しているだけではいずれ見つかりお母さんにおこられます!
 そこで、秘密のファイルを暗号化して隠しておくソフトをご紹介しましょう。


VeraCrypt01

「VeraCrypt」というソフトです。下記からダウンロードできます。


この「VeraCrypt」は、暗号化された秘密のドライブ を作成することができます。このソフトは過去に「TrueCrypt」というソフトがあり、このソフトが抱えていた様々な問題点を解決して、さらにセキュリティをより強固にしたものになります。そのため、「TrueCrypt」を使ったことがある人は同じように違和感なく使用できます。ただし、「TrueCrypt」よりもセキュリティが強化されているため、仮想ドライブをマウント処理する場合、時間がかかります。

 ダウンロードを行い、実行ファイルをクリックすると次のような画面が出てきます。
VeraCrypt02
「Install」を選択すると、「VeraCrypt」をインストールして使用することが出来ます。「Extarct」を選択した場合は「VeraCrypt」をインストールせずに使用することが出来ます。
 インストールは画面の指示に従って行います。インストールが終了したら使用言語を日本語に変更します。
VeraCrypt03
上部のメニューの「Settings」から「Language」を選択し、「日本語」を選択します。
VeraCrypt04
 言語を変更したら、次に暗号化ファイルとコンテナファイルを作成します。コンテナファイルとは、暗号化ドライブの本体となるファイルで暗号化ドライブのことになります。そのため、作成されたコンテは絶対に削除しないように注意してください。

 メイン画面にある「ボリュームの作成」ボタンをクリックします。すると次のような画面が出てきます。
VeraCrypt05
 この画面が出てきたら「暗号化されたファイルコンテナを作成」を選択してください。そうすると、ボリュームタイプ」という画面が表示されます。 VeraCrypt06
通常のボリュームを作成する場合は「VeraCrypt 標準ボリューム」、隠しボリュームとして作成する場合は「隠しボリューム」を選択します。この隠しボリュームは、標準ボリュームの中にさらに秘密の領域を作成してファイルを格納しておける機能で「さらに奥に隠しておく」といった感じですので通常は「標準ボリューム」で良いと思います。
 次にコンテナファイルの保存場所を指定します。
VeraCrypt07
 コンテナファイルの拡張子は「.hc」となっていますが、この拡張子を付けてしまうとそれがコンテナファイルであるとバレてしまうので拡張子は付けないで保存したほうが良いでしょう。
VeraCrypt09
暗号化オプションは特に変更しなくても良いのでこのままで進めてください。
VeraCrypt10

ボリュームサイズは使用するサイズを指定します。ドライブ全体の空き容量に注意してください。
サイズを指定したらアクセスするパスワードを入力します。
VeraCrypt11
 
 パスワードを入力したらドライブのフォーマットが始まりますので、ウインド内の領域でマウスポインタをランダムにカーソルを移動させてください。
VeraCrypt12
VeraCrypt13

 フォーマットが終了したらマウントさせることができます。マウント時に先ほど入力したパスワードの入力が求められますのでそれを入力してください。
VeraCrypt14
 これで人に見せられないムフフな画像も思い切って保存できます。保存のしすぎに注意しましょう。