REDSTONE5

 2018年4月に時期大型アップデートであるRedstone4(Spring Creators Update)が予定されています。
ちょっと話がずれますが、この「Spring Creators Update」という呼び名が世界中で賛否両論となっています。前回の「Fall Creators Update」同様、南半球は「春ではなく秋だ」といったもので、こんな状況がまた続くのかと思ってしまします。
 さて、Microsoftでは次期大型アップデートである「Redstone5」が開発中ですが、この「Redstone5」について少々世界中から批判を受ける話題が出てきました。


edge


 現在、世界中の中で最も使われているのが「Google」のChrome、続いて「mozilla」のFirefoxとなっており、Microsoftのブラウザである「Edge」の人気が極端に低い状況となっています。
 そんな状況の中、どうやら次の「Redstone5」ではMicrosoftのEdgeのシェアを広げるためにあらゆる手を使ってきているということです。

 現在分かっていることは、メールアプリでクリックしたリンクは、現在デフォルトとして使用されているブラウザい関係なくEdgeで起動することが明らかになったということです。
 つまり、現在のWindows10の設定を無視して強制的に「Edge」を使用させようということです。

 世界中からは「そこまでしてMicrosoftはEdgeを使用させたいのか」といった不満の声が続出しており、「Edgeは使いにくい・拡張性がない、だけと強制的!」といった皮肉も出ています。

 MicrosoftはWindows95~2000時代まではEdgeの前身であるIE(Internet Explorer)が全世界の大半のブラウザのシェアを獲得していました。しかしモバイル端末の普及や他のブラウザの技術の向上により、今ではシェアを取ることができず、もう一度シェアを獲得したいと考えているようです。
 しかし、ユーザー側からすれば現在のEdgeのブラウザの魅力がほとんどなく、Chromeのようにサービスが充実しているとか、Firefoxのように拡張性が高いとかいったものもない状況で、そんなブラウザを強制的に使わせようとするのはどうかと思ってしまいます。

 しかしMicrosoftのことですから、強引にEdgeを使用させるようにする手は考えているでしょう。その良い例がWindowsXPのサポート終了のときやWindows10への無償アップデートの通知のときです。
 あれだけしつこく表示させ、しかも表示方法が「狂暴化」していったのを思い出します。もしかしたらどこかの段階で「Edge」以外使わせないといった方法をとってくるかもしれません。今後の情報に注してみていきましょう。