REDSTONE3
 当初3月に予定されていたSpring Creators Updateの配信ですが、やっと配信できる日がほぼ確定となったようです。
 配信を予定している日は4月10日のようです。ただし、この日付は確定の日付ではなく、あくまでもSpring Creators Updateのアップデートを得ることができる可能な日付でこの日付を軸に検討しているようです。

 なぜ、正式な配信日が確定されていないかと言いますと、MicrosoftではこのSpring Creators Updateステージでパフォーマンスを向上させるために、最初のシステムによって提供されたデータを分析しています。その分析により、コンピュータの大多数がの互換性の問題に対処していることを確認でき次第、配信を開始するとのことです。

 この件はおそらく前回のFall Creators Updateの失敗があったためだと思われます。Fall Creators Updateの場合、配信日を先に決めており、その配信日に合わせて一斉にアップデートを提供しました。
 しかし、コンピュータの大多数のための互換性の問題の調査は行われておらず、結果として現在でもこのFall Creators Updateが何らかのバグにより適用できないといった問題が発生しております。
 今回起こったFall Creators Updateを適用できない問題はWindows10を発表してからの最大の問題であり、おそらくWindowsを発表したWindows95以来でもこれだけ問題が長引いた件はないと思います。

 Windows10はMicrosoftも社運をかけているOSとなっています。このWindows10が悪評判となってしまえば非常にまずいわけです。過去にも同様に悪評判になってしまったOSがありました。Windows MeとかWindows Vistaとかです。このOSのようにしたくないのです。そのため、今回のSpring Creators Updateは絶対に失敗できないといったものがあるようです。また、このSpring Creators Update後は次の大型更新であるRedstone 5が控えています。この方法でうまくアップデートができれば次のRedstone 5でも同様の方法ができるといったひとつの実験であるとも言えると思います。
 
 今回のSpring Creators Updateは4月10日を候補に挙げて最終調整に入っています。正式な配信開始日は決まり次第Microsoftからアナウンスがあると思います。もう少し待ちましょう。