
2018年3月30日、AppleはmacOS Sierra と El Capitanのセキュリティアップデートをリリースしました。対象ユーザーは至急アップデートを行なうようにしてください。
今回のアップデートは34件の問題を修正しております。

Appleが公開しサポート文書によると、今回の2つのセキュリティアップデートは突然APFSフォーマットされたボリュームのパスワードを切り捨てる可能性がある問題だけでなく、他のローカルユーザが指定したパスワードを読み取ることができるようになる問題に対して修正を行っているということです。
また、S / MIME HTMLのS / MIMEで暗号化された電子メールの内容を特権を使って攻撃され、電子メールの内容が傍受される可能性の問題があり、電子メール、およびUIの取り扱いにおける問題を含むメールアプリの2つのセキュリティ上の欠陥に対して今回修正しています。

同時にNVIDIAとIntelのグラフィックスドライバの問題も修正しており、この問題はドライバの脆弱性により、悪意を持って作成されたアプリが制限されたメモリを読み取るか、システム権限で任意のコードを実行する可能性がるとのことで、それによってメモリの破損などが起こる問題があり、この問題も修正しております。
今回のアップデートはセキュリティの問題から、非常に重要なアップデートとなっております。悪意のコードが実行され、情報が傍受されることがないように必ずアップデートを行なってください。
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