WIN95
 
 現在はパソコンの性能が非常によくなり、それと同時にOSの機能も昔と比べてものすごく進化しました。いろいろな処理のスピードは速くて当たり前となっていますが、昔はゆったり・まったりといったものが当たり前で、今では考えられないようなことがいろいろありました。今回はそんな昔のパソコンの「あるある」をご紹介します。


1.ブラウザ起動→延々と砂時計
 アプリを起動→砂時計→忘れたことろに立ち上がる
SUNA
 昔のパソコンはともかく砂時計がくるくる回っていました。これが当たり前で、仕事中だとこの砂時計は回っている間は「立ち上がりまで時間がかかる」といった理由でちょいっと一服!といったのが当たり前でした。

2.OS起動→なぜか固まる→強制終了するためタスクマネジャー起動→固まって開けない!
WIN9502

 昔のOSはしょっちゅうフリーズしており、そのたびにタスクマネージャーを開こうとしますが、このタスクマネージャーまともに開いたことがありません。結局「電源プチッ!」となります。ただ、この「電源プチッ!」のタイミングを間違えて再起動すると....「OH!ブルースクリーン!」となるケースも多かったです。


3.ダウンロード→時間がかかる→99%で止まる!
99PER

 昔のインターネットのダウンロードは「失敗する」のが当たり前でした。成功する確率はほとんど低く、途中で回線混雑で切れたり、フリーズしたりするのが当たりまえでした。

4.パソコン本体にモニター用の電源があった
pc9801

 昔のPC-98シリーズなどには実はパソコンの背面にモニター用の電源コンセントがありました。今はモニターの電源も別々に家のコンセントに挿していますが、このように背面にコンセントがあったため、本体の電源1本挿すだけで良かったわけです。この方法は今のパソコンにも正直欲しかったと思います。

5.イルカが邪魔!

iruka
 そうそう!こいつです。このイルカ、昔のOfficeソフトの「アシスタント」ですが、何かあるごとに出てくるとても「邪魔」な存在でした。しかも「キキキ!」「キキキ!」と何かするたびにうるさく、
このアシスタントが「何について調べますか」といった質問に「お前を消す方法」とか「イルカの駆除」とか「そこ!どいてくれ!」とかいった入力をした記憶もあります。


6.CD-ROMに記憶する→みんな「CDに焼く」と言っていた。しかもこのCDに焼くのが失敗→結局フロッピーに保存するのが多かった
CDYAKU

 今でもおじさん世代は「CDに焼く」という言葉を使っている人は多いのではないのでしょうか?実際その当時のパソコンの雑誌等にもこの表現が使われていました。しかしこの昔の「CDに焼く」のは失敗率が多く、1枚成功させるために3枚失敗させたといったことがザラでした。


7.周辺機器の電源投入には順番があった。
SCSI
 
 昔のパソコン周辺機器は現在のUSB接続とは違い、SCSI接続が主流でした。そのため、周辺機器の電源を先に投入してから本体の電源投入といった順番がありました。これを逆にすると本体が周辺機器を認識しなくなり、もう一度再起動しなければいけませんでした。


8.パソコンの機能を拡張→また拡張→リソース不足→ブルースクリーン
RSRS

 昔のOSはこのリソース不足やアドレスやIRQの競合などに悩まされました。それでも強引に使用していると、使用途中に「ブルースクリーン」といった現象がよく発生していました。

9.コンピュータの電源を切る準備が出来ました。
DENGEN
 昔のパソコンは電源は自動でOFFになりませんでした。このメッセージが出てから手動で電源OFFにしなければいけませんでした。

10.インストールやコピーの残りの時間→あてにならない
NOKORI
 現在の残りの予想時間はだいたい合っていますが、昔の残りの時間はとてもあてになりませんでした。この残りの時間X3倍は覚悟しなければなりませんでした。