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 Windows10を使用している人の中にはWindows Updateの数々の問題により、新しいバージョンに移行できなくて困っている人もいると思いますが、今回Microsoftは静かにこれらの問題を解決する
不思議なKB4056254パッチをリリースしました。
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 今回のKB4056254は「Windows 10アップデート促進サービス」と呼ばれており、Windows 10ユーザーでWindows Updateが以前にアップグレードを妨げる可能性のある問題を経験したWindows 10コンピュータを対象とした秘密のアップデートとなります。このアップデートの対象はWindows10 バージョン1703(クリエイターアップデート)までのユーザーが対象となります。

この特定のアップデートは、Windows 10 HomeまたはProバージョン1507(オリジナルWindowsリリース)、1511(11月更新)、1607(Anniversary Update)、および1703(Creators Update)を実行するシステムでWindows Updateの問題を修正する予定です。

 この更新プログラムには、Windows Updateサービススタックのバックグラウンド更新プロセスに影響を与える問題を解決するためのファイルとリソースが含まれています。Windows Updateサービスの健全性とパフォーマンスを維持することにより、品質アップデートがデバイスにシームレスにインストールされ、Windows 10を実行するデバイスの信頼性とセキュリティを向上させるのに役立ちますとMicrosoftは説明しております。

 今回のアップデートはWindows 10の特定のビルド1507,1511,1607、および1703のみがこのアップデートの対象となり、ドメインに参加していないホームエディションまたはプロエディションで実行されているデバイスは、自動的にアップデートをダウンロードし、Windows Updateを通じてKB4056254がインストールされます。Windows Updateに接続されていないデバイスには、インストール中にユーザーアカウント制御(UAC)プロンプトが表示されることがあるとのことです。



 今回のKB4056254のパッチのダウンロードが完了すると、Windows Updateの重要な修正と呼ばれるダイアログが開きます。

今回のKB4056254パッチは、特にWindows Updateサービスに変更を加えるため、Microsoftが新しいWindows 10バージョンに強制的にアップグレードするために使用されていると思われる人もいますが、そのような問題は現在ないということです。