本日、Microsoftは2018年4月10日のWindows10でGoogle Chromeのクラッシュの問題を修正したパッチをリリースしました。
今回のパッチはWindows Updateで「KB4284848」として表示されます。また、インストールするとビルド番号が17134.137になります。
今回の修正内容は次の通りです。(Microsoftのサイトから機械翻訳しました。)
- ビデオ設定HDRストリーミング調整スライダが機能しなくなる問題を解決しました。 これは、特定のOEMによって構成されたパネル輝度設定との競合が原因です。
- 特定のライブテレビストリーミングコンテンツプロバイダとのストリーミングの互換性の問題に対処します。
- Media Centerで以前に生成されたメディアコンテンツが、Windows 10 April 1818アップデートをインストールした後に再生されない問題を解決します。
- SmartHeapがUCRTで動作しなかった問題を解決しました。
- App-Vのパフォーマンスの回帰に対処し、Windows 10の多くの処理を遅くします。
- Settingstoragepathが正しく設定されていないと、Appmonitorがログオフ時に機能しなくなる問題を解決しました。
- ログオフ時にAppmonitorが動作を停止させ、ユーザー設定が保存されない問題を解決しました。
- コンテナイメージで実行されているクライアントアプリケーションが動的ポート範囲に準拠していない問題を解決します。
- DNSクエリ解決ポリシーを「等しくない」(NE)条件で使用すると、DNSサーバーが機能しなくなる可能性がある問題を解決しました。
- DHCPフェールオーバーを設定した後、T1およびT2カスタム値の問題を解決します。
- 一部の端末でGoogle Chrome(67.0.3396.79+)の最新バージョンが動作しなくなる問題を解決しました。
- ポップアップウィンドウとドロップダウンメニューが表示されず、右クリックが正しく機能しないリモートデスクトップクライアントの問題を解決します。 これらの問題は、リモートアプリケーションを使用する場合に発生します。
- リモートデスクトップ接続が、複数のエントリを持つプロキシのバイパスリストを読み取っていないときに、接続エラーの原因となる問題を解決します。
- 不正な(RFCに準拠していない)URLからのフォントのダウンロードを初期化するときに、Microsoft Edgeが動作を停止する原因となる問題を解決しました。
- SMBv1プロトコルを使用して共有フォルダからファイルにアクセスしたり、プログラムを実行すると、一部のユーザーがエラーを受け取る可能性のある問題を解決します。 エラーは、 "無効な引数が指定されました"です。
- S4Uログオンで構成されたタスクスケジューラタスクがエラー "ERROR_NO_SUCH_LOGON_SESSION / STATUS_NO_TRUST_SAM_ACCOUNT"で失敗する問題を解決しました。
マイクロソフトでは、このアップデートには既知の問題はないと言っていますが、これだけの修正を行うとすればトラブルが起こる可能性が十分にあります。また上記の通りMicrosoft Edgeに関する問題の修正もなされています。
アップデートを行なう前は必ず復元ポイントを作成し、起動しなくなった最悪の場合を想定して、インストールディスクの作成も行うようにしましょう。特に今回の春のアップデート以降のバージョンのインストールディスクを作成していない人も多いと思います。この機会に最新のインストールディスクを作成することをお勧めします。
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