CHSUMA
 最近デジタル機器の中国の製品が世界中でシェアを伸ばしております。日本でも中国製品を使用しているユーザーも多いと思います。しかしその一方、中国製品のセキュリティの問題が指摘され、度々問題となっていますが、そんな中、オーストラリアで中国製品の5G機器を提供することを禁止しました。
OSTRA

 これは中国のメーカーであるHuawei広報担当者が明らかにしたもので、HuaweiとZTEが5Gネットワ​​ーク用のハードウェア機器を提供することを禁止されたということです。
 中国企業の発表は、オーストラリア政府が建設される5G通信ネットワークのセキュリティ強化に向けた取り組みを詳述するプレスリリースを発表した日と同時に発表しており、昨年にオーストラリア政府が重大な国家安全保障上の懸念がある場合に介入して法的措置をとることが出来る新たな法的措置を導入する法律である電気通信セクターセキュリティ改革(TSSR)によるものだということです。
 
 オーストラリア政府は、今回の5G通信ネットワークのセキュリティ強化に向けた取り組みによりHuaweiとZTEの機器を購入して使用することを禁止し、国内の5Gネットワ​​ークを構築することで、この新しい法律を利用しているということです。実際には、中国の2社の名前は述べられていないが、HuaweiによるとTwitterで禁止を明らかにしました。
 その内容は次の通りです。

    Huawei&ZTEは、オーストラリアに5G技術を提供することが禁止されていることがGovtから通知されています。 これは消費者にとって非常に残念な結果です。 Huaweiは5Gの世界的リーダーです。 オーストリアの無線技術を安全かつ安全に15年近くにわたって提供しています
    - Huawei Australia(@HuaweiOZ) 2018年8月22日

 以前にもZTE社は米国で販売が禁止されています。Huaweiは米国では禁止されておりませんが、議員らによって、米国政府機関が中国製の通信機器やサービスを購入、使用、契約するのを禁止する2つの別々の法案に取り組んでいるとのことです。その法案の内容は疑わしい中国のベンダーの一例としてHuaweiの名前を具体的に挙げているということです。

 また、オーストラリアの報道機関によると、過去数年間に多くのハッキングの問題を報告しており、その大半は中国と中国の関係者らのハッカーによるものだということです。
 ロシア、イラン、北朝鮮の隣にある4つの大きなサイバー脅威の1つと見なされる5つの目が中国で、世界でも非常に警戒していることが分かります。