Avast
 今週、Avastのウイルス対策製品のアップグレードを実行すると、Malwarebytesがインストールされている環境において、インターネットに接続できなくなるといったトラブルが発生してます。
Malwarebytes


 今回問題となっているバージョンはAvast 18.6.2349で、このバージョンにアップグレードを行なうと、Webサイトを閲覧できない状況になってしまいます。
 この問題はPingを実行すると分かりますが、実際にはWebに接続となっているものの、ブラウザ経由でWebサイトにアクセスできない状態にあり、接続が完全に失われるわけではないことが分かります。

 この問題を解決するには現時点では両方のプログラムを正しく動作させるために、競合を避けるた必要があり、いずれかのプログラムから保護モジュールを無効にする必要があります。
 つまり、一旦るAvast WebShieldコンポーネントを無効にすると接続が正常に戻ります。

 あるサポートフォーラム上で、Avast社の従業員のポストによると、今回の問題は古いAvastドライバを残してアップグレードを行なった場合アップデートが失敗しているのが原因である可能性があると述べています。そのため、Avastを一旦削除し、クリーンインストールを実行して問題が解決したかどうかを確認するよう提案しています。

 さらに今回の問題はMalwarebytesに矛盾を引き起こす問題が多発しており、ユーザーはフォーラム上に多くの問題を報告しています。
 その報告されている問題の中に、プログラムのダッシュボードを開くことができないこと、Malwarebyteのサポートツールを使用するエラー、Malwarebytesのクラッシュ、リアルタイム保護を有効にできないことなどがあります。

 フォーラムの書き込みによると、Avastの機能の中の悪質なサイトからユーザーを保護するプログラムのWeb Protectionコンポーネントを無効にすることにより、Malwarebytesが正常機能することを報告しています。また、Avastの「リアルサイト保護」機能を無効にした場合、MalwarebyteのWeb Protectionコンポーネントに再度アクセスできるとの報告もあがっております。

 これらの書き込みにより、Avast開発者の投稿によると、2つのプログラムのWeb保護モジュール間の競合であると考えられるとのことです。またAvast開発者はMalwarebytesがMS推奨のソリューションを使用してUDPフィルタリングを実行していないことが原因ではないかと書き込んでいます。

 各フォラーム上を見るとは両者双方の原因のなすりつけみたいな感じになっているようですが、一部のユーザーからはMalwarebytesをインストールしていなくてもバージョンを18.6.2349以降にしたらWebに接続できなくなったという書き込みも数件あり、今回の問題はどうやらMalwarebytesとの競合の問題だけではなさそうです。

 Avastによると、今回の問題についてAvastとMalwarebytesは協力し、当社のリードドライバ開発者から詳細な分析を受けた後、ドライバの実装に欠陥があると判断しているようです。Avastは修正アップデートをリリースする予定だが、いつになるのかは不明ということで、それまでの間はAvastのリアルサイト機能を無効にするしかないようです。