先日から過去の特集を再掲載いたしております。



Windows98からDVD-ROMがサポートされました。それにより、ドライブディスクが少しづつDVD-ROMへと変化していきます。また、同時にWindows98の時代から光学ドライブがCD-ROMからCD-RWへと変化していったため、CD-Rへの書き込みというのもメジャーになってきました。これにより、音楽をCD-RWに記憶させるといった行為も頻繁に行われるようになり、音楽CDの著作権についても問題になり始めてきた時代でもあります。

前回から数回に分けて歴代のWindowsの思い出などを綴っております。今回はWindows98です。

Windows 98は1998年に発売されました。当初は1997年に発売される予定でWindows 97と呼ばれていましたが、発売が1年延び、急きょWindows98となったわけです。
1.Windows95の改良版で期待が沸いたWindows98だが
実は、最初のWindows98は不評でした。昔のOSを分かる人は「えっ?」と思うかもしれませんが、発売当初のWindows98は不安定でした。
発売当初、アメリカの放送局CNNのテレビ番組にこのWindowsをお披露目するためにビル・ゲイツ本人が出演していましたが、番組途中でこのWindows98がビル・ゲイツの目の前でWindows 98がクラッシュするというハプニングがありました。そのため、このバグを修正し、翌年の1999年、Windows98の改良版である「Windows98 SE(Second Edition)」が発売され、このOSが安定版となりました。
2.Window98の登場により、ハードディスクが大容量化

Windows98はファイルシステムとしてFAT32にも対応しているために効率的なディスクの管理が可能となり、大容量のハードディスクドライブも認識するようになりました。これにより、ハードディスクの大容量化が進んでいったわけです。このころから徐々に今まで主流だったフロッピーの存在が少しずつハードディスクに押されていきます。
3.時代はCD-ROM から DVD-ROM・CD-RWへ

Windows98からDVD-ROMがサポートされました。それにより、ドライブディスクが少しづつDVD-ROMへと変化していきます。また、同時にWindows98の時代から光学ドライブがCD-ROMからCD-RWへと変化していったため、CD-Rへの書き込みというのもメジャーになってきました。これにより、音楽をCD-RWに記憶させるといった行為も頻繁に行われるようになり、音楽CDの著作権についても問題になり始めてきた時代でもあります。
4.フリーソフトが少しづつ充実
時代がWindows95からWindows98へと変わると同時にインターネットも大きく普及してきました。それと同時にフリーソフトも少しづつ増え始め、パソコンのCD付録雑誌も「体験版」から「フリーソフトの紹介」へと大きく変わりました。このフリーソフトのおかげでパソコンの使用の用途が大きく変わってきた時代となり、社会の中でパソコンは欠かせない存在となったわけです。このWindows98の時代から仕事もパソコンで行うというのが当たり前になり、仕事もパソコンが使えるのが必須になった字時代ともいえます。
5.パソコンの性能がグンと上がる
Windows95とその後のWindows98の登場で、パソコンが最低でも一家に一台、一人一台と進んでいき、パソコンの販売台数が絶好調になってきた時代でもあります。それと同時にパソコンの性能もグンと上がり、各メーカーがパソコンの新製品を次々と出していった時代でした。いわゆる「パソコンバブル期」に突入していった時代でもあります。
また、同時に「組み立てパソコン」と呼ばれるパソコンパーツを集めて組み立てるユーザーやショップも多数多くあり、メーカー製のパソコンから自分専用仕様のパソコンへといったのもこの時代からとなります。
6.その組み立てパソコンショップの裏で怪しい存在

この時代の「組み立てパソコンショップ屋」の中で世界中を恐怖におとしめた団体がいたのを忘れてはいけません。あのサリン事件でおなじみの「オウム真理教」です。
彼らはマハーポーシャという店名で東京南青山・秋葉原・大阪でんでんタウン・京都・名古屋大須商店街・札幌など日本国内に6店舗出しており、自社組立てパソコンを製造しておりました。このパソコンの組み立て作業は上九一色村にあったサティアンで行われおり、オウム真理教の資金源の1つになっっておりました。 また、これらの店舗で信者の勧誘も行われていたとも言われております。
7.ここまでは順調にきたWindowsだが..
Windows95、Windows98は世界中で愛用されていた中、Microsoftは次のOSをリリースしようとしています。しかし、ユーザーはこのOSを使用していて次のOSに向かおうとしたとき、こんなことが起こるとは...誰が思っていたことでしょうか。この詳細は次の特集で記します。
コメント
コメント一覧 (3)
なかなかマニアックな感じが好みです。