
先日から過去の特集を再掲載いたしております。
前回から数回に分けて歴代のWindowsの思い出などを綴っております。今回はWindows Meです。
1.98の次のOSはユーザーにとって究極の選択

Windows98をアップグレードを行う場合、ユーザーは究極の選択を迫られます。Windows Millennium Edition(Windows Me)の日本語版は2000年9月23日に発売、一方Windows 2000は 2000年2月18日に発売されています。同じ2000年で2つのOSが発売され、アップグレードやパソコンの新規購入でどちらかを選択するかということになりますが、これが実は究極の選択になるとは誰も思いませんでした。
その当時の新規パソコンはWindows MeとWindows2000のOSが両方初期インストールする直前の選択になっているものもあり、どちらかを選択するとインストールが始まります。また、WidnowsMeインストール済のパソコンとWindows 2000インストール済のパソコンが店頭でも乱立しており、そこで選択を行わなければなりません。まだOSの「真の情報」が少ないときにどちらを選択しますか?
2.Windows Me を選択したユーザー 「アウト!!!!!」
Windows Meを選択したユーザー 、アウトです!!!究極の「はずれ」をひいてしまいました。
3.Windows Me はWindows OSの中でも最悪のOS
Windows OSの中でもWidnows Meは最悪のOSでした。Windows Vistaが最悪という人もいますが、私が使って一番最悪なOSです。実はWindows Vistaは魔法をかけると使いやすいOSに変身することができたのです。(その説明は後にしますが。)
イメージにするとこんな感じ

関連リンク
【忘れたい】Windows Meを皮肉った画像集【黒歴史】
日本だけでなく、世界中でもこの酷評ぶりは近年なかったOSと言えます。
4.いつでもどこでも「ブルースクリーン」
このWindows Meはブルースクリーンという「時限爆弾」をもっていました。立ち上げ途中で「ブルースクリーン」 マウスを動かすと「ブルースクリーン」 文字入力時に「ブルースクリーン」、何もしないで黙ってみていてもなぜか「ブルースクリーン」
これほど「ブルースクリーン」を簡単に見れたOSは今までありません。
この大きな原因はシステムリソースの問題でした。簡単に言うと、98に比べてドライバが豊富にあり、その他色々な機能が追加されたため、システムが使用するメモリ領域が極端に小さくなってしまったのです。
つまりブルースクリーンがでるのは「Windows Meの仕様です」といったことでしょう。
どうすることもできません。メモリーを増設しても無意味です。なんともできません。

5.そのうちに「ハードディスク」も壊してしまい 絶望!
ブルースクリーンが出ているうちは良いのですが、そのうちにハードディスクもダメにしてしまうといった具合になってしまいます。このWindows Meで何回ハードディスクをダメにしてしまったか....
このWindows Meに関してはいい思い出が正直見つからなかったOSでした。(他の人は違うかもしれませんけど...)
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もうちょっと後に出れば有能になってただろうに