
MicrosoftはWindows 10バージョン1809の提供を「上級ユーザー向け」として手動で更新プログラムを提供していましたが、1月19日よりすべてのユーザーに対しての提供を開始しました。
バージョン1809で致命的であったすべてのドキュメントファイルが喪失する問題が発生してから、この修正を含め、昨年の11月に提供を再開しましたが、その他にも数々の問題があり、WindowsUpdate経由での配信は行わず、「上級ユーザ向け」として手動での提供を行っていました。また、この手動での提供でも一部不具合が発生している条件があるシステム環境がる場合は提供をブロックを行ってり、システム上問題がないユーザーに限りバージョン1809への提供をおこなっておりました。
今回、すべての問題が解決したとして、Microsoftは全ユーザに対してWindows Update経由での提供を開始したわけです。
Microsoftによると、バージョン1809の更新ページ で1月16日の公式Windows
10アップデートのアップデートで、「Windows
Updateを介してユーザーへの段階的な展開を開始しており、最初は次世代の機械学習モデルに基づいて最高のアップデート体験が得られると考えられるデバイスにアップデートを提供しています」と述べています。
今回、月定例のアップデートでバージョン1809のみが累積更新プログラムを提供しておらず、このバージョン1809のすべてのユーザーへの提供を開始するとともに、1月下旬には月定例の累積更新プログラムが提供されます。
Windows Updateからの提供に関しては、一斉に提供されるわけではなく順次提供されるので、もし、更新プログラムが提供されないと思っても、じっくり待つようにしましょう。また、Windows Updateに接続できないといったエラーも出ますが、サーバー側で配信が混んでいるため接続できないためであり、Windows10は定期的に更新をチェックするため、あせらないでください。
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