Win7

 MicrosoftはWindows 7に対し、過去のWindowsXPと同じようにデスクトップに警告が表示され、2020年1月14日に予定されている次のサポート終了期限になるといった非常に邪魔な機能を追加しました。
 この表示を消す方法をご紹介します。
 Microsoftは2020年1月にWindows 7のサポートが終了以降に、Windows7を使用していると基本的にデータがハッカーに公開されてしまうといった半強制的な脅しをかけています。
 しかし、2020年1月以降すぐにハッキングされるわけではなく、もしハッキングされてしまうというのであれば、すでに大きな事件が起こっているはずです。

 このMicrosoftの脅しに関しては、以前のWindowsXPの時と同様で、今回も以前のWindowsXPと同様の非常にしつこいポップアップ画面でしかも毎日のように警告を表示するといった手法をとりました。

WIN7END


 ポップアップ画面上に、「今後は表示しない」にチェックを入れれるようになっていますが、Microsoftのことですから以後表示されるわけではなく、数日後再び表示される可能性が十分にあります。
 以前WindowsXPの時もみなさんが騙されましたよね。今回も十分にあり得ます。
 そこで今回はこのポップアップを表示させない方法をご紹介しましょう。

 今回、このポップアップ画面を表示させている更新プログラムは「KB4493132」です。この更新プログラムは、すべてのWindows 7 Service Packコンピュータに適用されます。問題なのは、この更新プログラムは今回システムの再起動は必要ないということです。そのため、PCにすでにインストールされている可能性があります。
 このサポート終了のポップアップ画面を完全に表示されないようにブロックしたいユーザーは、単に更新プログラムを削除し、それが再度インストールされるのを防ぐという方法となります。
 この方法は簡単に行うことができます。

  まず、この更新プログラム「KB4493132」がインストールされているか確認します。
  インストールされているか確認するには

 コントロールパネル> システムとセキュリティ >Windows Update>アップデートリンク>インストールするアップデートの選択
 この一覧で「KB4493132」があるか確認してください。KB4493132が既にダウンロードされていてインストールを保留している場合は、この一覧に表示されているはずです。更新を右クリックし、[更新を非表示にする ]オプションをクリックします。

 一方、すでにこの「KB4493132」がインストールされている場合は、まずそれを削除してから、デバイスに再提供された後に上記の手順を使用して非表示にする必要があります。 更新を削除するには次の方法で削除します。

コントロールパネル>システムとセキュリティ> Windows Update>更新リンク>更新履歴の表示

 一覧の中からKB4493132を探し、右クリックして、更新プログラムをアンインストールします。その後、 更新をもう一度確認し、その時点で非表示にすることができます。

 Microsoftはポップアップ画面上に、「今後は表示しない」にチェックを入れると以降は表示させないといっていますが非常に疑問です。
 また、以前のWindowsXPのようにサポート終了の期日は近づくにつれて表示方法が狂暴化されてくる可能性も十分にあります。

 WindowsXPがサポート終了の時に、Windows7に移行しなさいと言ってて企業はWindows7を選んだのがほとんどですが、それでまた同じことを繰り返してまた混乱させているようにしか思えません。

 私個人の考えとしては、以前のWindows10の発表のときと同様に、無償アップデートを期間限定で再開させて現在のWindows7をもう一度すんなりWindows10へ移行させるようにしたほうが良いと思います。ただし、Microsoftもこの機会に売り上げを拡大できるのでこの方法はやらないと思いますが...。