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 以前からも度々記載していましたが、今回Windows7のサポート終了にともない他のブログでWindows10の認証回避にKMSPicoを使えば良いといった記事が多数みられます。絶対KMSPicoを使ってはいけません。もう一度このKMSPicoを使うとどんなことになるか危険を回避するためにも再掲載していきます。
1.KMSPicoとはどんなソフト?
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 ネット上でも検索すれば出てきますが、「オフィスやWindows製品のクラックソフト」として人気の高いソフトであり、現在でもユーザーの一部ではこのソフトを利用してWindowsのOSや製品も認証システムをクラックし回避できるといったものになります。
 そのため、シリアル番号を購入しなくてもこのソフトを使用してクラックすればすべての製品が無料で使えるといったものですが、実はこのソフトは超危険なソフトであり、このクラック操作を1回でもパソコン内部のものが行うとすべてを失うといっても過言ではありません。
 それならず、個人データをいくら流出させても平気である場合が別ですが、クレジットカードの情報や個人の住所・名前・性別、銀行口座まで外部に漏れてしまう危険性があります。これらの情報が漏れることによって個人が特定できたり、また、自分で買い物していないものの金額がクレジットで使われたり、銀行口座から勝手に誰かが出金していたりといった危険性が発生します。
 ネット上では使用しても問題ないといった書き込みがありますが、それは「見た目」だけであり、このクラックソフトを使用したことで、後からじわじわと被害が発生してしまいます。

 この製品の使用方法は簡単で、クラックソフトをダウンロードし、実行ボタンを押すだけです。
この簡単な方法でクラックできるといったことで、知識のないブログでは使用を推奨するかのような書き込みが多く見られます。しかし、それらのブログをみて実際に行った人の中には、システムが不安定になったり、ウイルスに感染したり、情報が流出したりといった大きな被害も発生しており、気づいて駆除を開始するときにはすでに時遅しの状態になっています。

2.実際にどんな危険性があるのか。
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 これについては以前にも記事を記載しております。

【絶対使ってはいけない】Microsoft製品クラックソフト【KMSPico】
 http://blog.livedoor.jp/zeropasoakita/archives/22058075.html

 簡単に言うと、このKMSPicoが使用するファイルに管理者権限を与えてしまっているため、このソフトはパソコン内部で何でもやり放題ということになります。
 つまり、一度管理者権限を与えてしまうと、セキュリティソフトには反応せず、勝手に通信ポートを開いたり、また情報を流出したり、他のプログラムの動作を制御したりといったことを行うことが出来てしまいます。
 ですから、KMSPicoの使用を推奨しているブログの中ではセキュリティソフトに反応しないといいた書き込みも見られますが、当然管理者権限があるため反応しません。何でもし放題となります。「悪の大統領」といったものになります。
 ただし、このKMSPicoのおかげで流入したウイルスソフトは当然セキュリティソフトに反応しますが、すべてではないということです。ほんの一部のウイルスソフトが反応していると考えてください。もしかしたらネズミ算式にパソコン内部で増えているかもしれません


3.興味本位でやってしまった人へ
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 このソフトの駆除方法は残念ながらセキュリティソフトなどを使っての駆除は行うことが出来ません。なぜなら先ほども記した通り「管理者権限」を与えてしまっているからです。北朝鮮で一般の警察が金最高指導者にクーデターを起こすようなものです。一般の警察がセキュリティソフト、金最高指導者がKMSPicoです。唯一の方法は手動で一つ一つファイルを削除するしかありません。 削除するファイルなどの情報は下記にあります。

【マルウェア削除】KMSPicoアンインストールガイド【技術情報】
http://blog.livedoor.jp/zeropasoakita/archives/25261252.html

 これらのファイルをすべてきれいに削除しなければなりません。これが出来なければ、思い切って一旦ハードディスクを初期化し、新たにOSを再インストールする方法もあります。ただし、OSの上書きはダメです。OSの上書きはKMSPicoは駆除できません。新規インストールのみが唯一の方法となります。。
 このように使用するにあたってハイリスクなソフトになります。もう一度言います。絶対このソフトは使ってはいけません。このソフトを使って被害にあったといった声が良く寄せられます。非常に怖いソフトです。製品の使用にはきちんとプロダクトキーを購入して認証させましょう。お金がかかりますが、その後の安全性を考えれば一番最適な方法となります。