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 時期大型更新であるWindows10バージョン1903がMSDNからダウンロードが可能になりました。

 Microsoftは一般向けの配信の開始時期に関してはまだ正式な発表はありませんが、アップデートの開始は5月末に消費者に向けられる予想となっております。
 今回のMSDNの配信は、Windows 10 Enterprise Windows Driver Kit、Windows 10 Hardware Lab Kitなど、その他の一連のアドオンも含まれます。
 このMSDNから入手し、アップデートを行う場合は最新の注意を払ってください。特にデータ喪失や起動ループ現象、更新失敗といった最悪のトラブルも考えられます。このMSDNで配信しているものはすべての環境でクリアできているものではなく、あくまでも最終ビルドとして提供しており、この更新の状況によって最終の一般向けに配信することができるかといった判断になります。
 このMSDNから入手したプログラムを適用するにあたっては更新を行う前に必ず次のことを実行してください。
 1.すべてのドライバソフトを更新し最新のものにすること。
 2.セキュリティソフトなど常駐してしているソフトはすべて取り外してから更新を行うこと。
 3.データ喪失を防ぐため、必ず現在のシステムの状況を含めたバックアップを行うこと。(リカバリできるように)
 4.起動ディスクを作成すること。
 5.Windows Updateを行い、更新前に最新の状態にしておくこと。(履歴を確認し、一つでも失敗している更新がある場合は行わないこと。)
 6.更新するためにディスク上に必要な容量を確保しておくこと。

 更新に失敗した場合、対応方法は現在は情報がないのが現状です。また、それらの不具合状況をMicrosoftが把握するまで日数がかかることも考慮し、少しでも不具合が生じた場合は更新を中止してください。
 安全に更新を行うためにはMSDNからの入手で行うのではなく、一般配信でWindows Update経由から入手することをお勧めします。