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平成もあと少しとになりました。これから新元号令和を迎えるわけですが、平成時代を振り返ってみたいと思います。

 この平成時代はコンピュータやデジタル機器にとって激動の時代でした。特にターニングポイントとなったのが1995年のWindows95の発売です。

Win95

 このWindows95のおかげでパソコンが企業から家庭へといったものになり、個人でもパソコンを使うことができることになった大きな転換点とも言えます。
 また、このWindowsの登場により通信技術がダイアル電話回線からADSL、そして光ケーブルとなり現在は高速回線が当たり前のようになりました。Windowsを使用することにより、ネット網を使うユーザーが増え、それにより技術が向上したとも言えます。そして有線通信から無線通信、4G,5Gへと変化をしていきます。
 また、電話の技術も携帯電話の加入数が1000万人を超え、携帯電話も個人で格安に持てるようになった時代もこの平成の時代となります。
 昭和の時代は写真はフィルムのカメラで映して現像する。音楽はカセットテープに録音し、ステレオで聞く。映像は今や部屋のテレビで見る。ゲームはテレビを使って専用の機械でプレイするか、ゲームセンターに行ってお金を投入し、アーケードゲームを行う。これが今となってはすべてスマホやタブレットで行うことができ、平成の最初のころは考えられなかったのが今現実となっております。

 IT業界の一部の人は平成を振り返ってもばかばかしいといった声も一部聞こえますが、この平成時代は技術を向上させる上で非常に重要な年代となったとも言えます。私も昭和から平成へとコンピュータ関連に携わった身として、昭和の時代に磁気テープで大きなサーバーを起動させた時代には現在はこんな社会になるとは思っても見ませんでした。それだけこの30年というのは大きな変動の時代だということになります。

 平成時代は技術革新の時代で、経済はバブル崩壊やリーマンショックなど冷え切った時代だったかもしれませんが、デジタル業界は逆にホットな時代と言えます。
 これから令和という時代が来ますが、これまで以上に技術は向上するかもしれません。逆に安定期に入るかもしれません。未来の技術は予想できませんが、ただ一つ言えるのはこれからの時代はデジタル業界は使用するユーザーのモラルが、これまで以上に問われる時代になることだと思います。だれでもコンピュータを使うことができ、だれでもインターネットを使うことができる時代です。ネット犯罪、ネットいじめ、ハッキング、情報漏洩、これまで以上に事件の重要性がシビアな時代になってきます。
 顔が見えないからといって相手に対して中傷する掲示板などの書き込みも増えているのが現状です。
 そんなモラルのない行動が自由に使用してきたデジタル空間が、世論により規制という方向にならないようにと願いながら平成を送り、令和を迎えたいと思います。

 とりとめのない話になってしまいました。この記事をもって平成時代の記事を終了したいと思います。明日から記事の更新も10連休を行います。ただし緊急情報の場合は掲載していきます。みなさん明日から10連休を思いっきり楽しんでください。たまにはパソコンから離れて旅行などを楽しんでください。お金がないといった人は近くの公園などにプラッと散歩するだけでも新しい発見があるかもしれません。近くのお店を覗くだけでも良いかもしれません。10連休を有意義に過ごしましょう。
 またこの10連休仕事の人もいると思います。私もその中の1日となります。お互い頑張りましょう。