
令和に入り最初の更新となります。みなさん連休をどう過ごしましたか?働いて休みがなかった人や、遊び疲れて今日からの仕事が憂鬱になっている人さまざまでしょう。今日から気を取り直して普段のリズムに戻していきましょう。
さて、本題に入ります。
Windows10バージョン1809おいて、特定の累積的な更新プログラム適用を行うと、言語パックが破損してしまうといった不具合が発生しております。
Microsoftのサイトで公開された公式情報によると、影響を受ける累積的な更新プログラムはKB4493509で、この更新プログラムを適用すると、
「0x800f0982 -PSFX_E_MATCHING_COMPONENT_NOT_FOUND」というエラーが表示され、言語パックが破損してしまう場合があります。なお、この問題はアジアの言語パックにのみ影響するとのことです。
また、2019年4月9日 - KB4493509(OSビルド17763.437)の他に、
2019年5月1日 - KB4501835(OSビルド17763.439)
2019年5月3日 - KB4495667(OSビルド17763.475)
適用時でも同様の不具合が発生しているとのことです。
Microsoftが公開している回避策はデバイス上の言語パックを一旦アンインストールしてから再度インストールすると修正されるとのことです。
ただし、一部のソフトウェア会社は、このMicrosoftが公開している回避策でうまくいかないなら、OSを再インストールすべきだとも言っております。しかし、この方法は簡単なことではなく安全策ではないため、このOSの再インストールの方法はおすすめしません。
もし、Microsoftの公開している方法で回避できない場合は、いったんセーフモードで起動し、対象となっている累積的な更新プログラムKB4493509、KB4501835、KB4495667を一旦削除することをおすすめします。もしくは復元機能を使い、累積的な更新プログラムの適用前の状態に戻す方法もできます。
Microsoftは今月の月例更新5月14日に、バージョン1809の更新プログラムを含む、Windows 10の次の累積的な更新プログラムが公開される予定です。この時点で今回の問題が起こった累積的な更新プログラムの修正版も配信される予定となっております。それまでこの該当する累積的な更新プログラムをインストールしないでおくことが一番のベストの方法となります。
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