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 Widnows10の定例アップデートで累積的な更新プログラム適用に失敗し、システムの復元で復元を行うと、「0xc000021a」のエラーが表示され、起動しないことがあります。

 累積的な更新プログラム適用で失敗した後システムを復元しようとすると、システムは復元されず、代わりに Stopコード(0xc000021a)が表示されます。その後、 Windowsデスクトップに戻ります。

 この問題についてはMicrosoftでも把握しており、Microsoftは、Windows 10の更新プログラムをインストールする前に作成した復元ポイントにシステムを復元しようとすると、既知の問題によりWindows 10の起動がブロックされると述べています。
 これはシステム保護が有効になっていて、Windows 10の累積的な更新プログラムをインストールする前にシステムの復元ポイントが作成されているすべてのWindowsマシンに起こるということです。

Microsoftのサポート文書によると、これはWindows 10の既知の問題であり、以下の理由で発生すると説明しています。

システムの復元プロセス中に、Windowsは使用中のファイルの復元を一時的に実行します。 その後、レジストリに情報を保存します。 コンピュータが再起動すると、段階的な操作が完了します。

この場合、Windowsはカタログファイルを復元し、コンピュータの再起動時にドライバの.sysファイルを復元するようにステージングします。 ただし、コンピュータを再起動すると、Windowsはそれ以降のバージョンのドライバを復元する前に既存のドライバをロードします。 ドライバのバージョンが復元されたカタログファイルのバージョンと一致しないため、再起動プロセスは停止します。


 この問題を回避するには、次の手順でパソコンを2回再起動させることによって解決できます。

Windows回復環境が画面に表示されたら、

 1.[ トラブルシューティング]→ [ 詳細オプション] →  [ その他の回復オプション]→  [ スタートアップ設定 ]を選択し、[ 今すぐ再起動する]を選択します。
 2.再起動時にすぐにF7キーを押し、起動オプションを表示させます。
 3. スタートアップ設定の一覧で、[ ドライバの署名の強制を無効にする]を選択します。
 4.起動プロセスを続行します。 Windowsが再起動すると、システムの復元プロセスが再開して終了します。


 この操作により、ユーザーはStopエラー(0xc000021a)が発生する前に選択した復元ポイントにの状態に復元することができます。