最近中国とアメリカの間でいろんな問題が起こっていますが、そんな中、中国政府はWindowsの使用を取りやめ、国産のOSを使用しようとしています。
この問題は以前から少しづつ言われていました。2014年に、中国は、政府のすべてのコンピュータからWindowsを削除する計画を立てており、その中のWindows 8は中国政府機関によって運営されているコンピュータで使用が禁止されております。
これは中国政府が米国政府に関連するハッカーによって引き起こされる潜在的なサイバー攻撃を阻止するためであり、そのサイバー攻撃を阻止するためには独自のプラットフォームOSを開発する必要があるという理由のようです。
この動きと合わせて、中国軍が使用しているシステムも脱Windowsという動きになっており、軍用システム上もWindowsから独自のOSに置き換えるという計画も非公式ではありますが、計画しています。
この中国独自のOSはLinuxを参考に作られているようです。というのはLinuxベースのOSではなく、中国国内で開発され、中国当局が完全に管理し、技術的にサイバースパイのすべてのリスクを排除するカスタムオペレーティングシステムを製作しています。
つまり、他からの脅威を阻止するためにオープンソースプラットフォームを使用するのではなく、完全政府管理下で国家機密レベルでの開発となっております。
中国政府は「ネットワークの巨人」を手にしたいと考えており、世界的な「ネットワークの超大国」へと進化を目論んでいます。そのためには中国は他の国々によって開発されたソフトウェアとの潜在的な結びつきを切りたいというのが本音です。
現在、中国国内では中国政府が「NeoKylin」というOSを推奨しています。このOSはLinuxべースで作られており、見た目がWindowsXPとそっくりというものです。
その「NeoKylin」の動画はこちら
この「NeoKylin」はあくまでも中国政府が推奨しているOSで今回の軍事関係や政府機関で使用されてるものではないようです。「NeoKylin」をベースにして開発しているのかどうかも分かりません。
ただし、中国が開発したOSには「Kylin」という名前が多く使われています。「Ubuntu Kylin」いう独自のOSも開発されています。
上の中国製のOSを見るとやはり「中国」のパクリ技術が思いっ切り出ています。今回の軍事関連や政府関係のOSはきちんと1からパクリなしで開発できるのかどうか疑問が出てきます。
もしや日本が開発した国産OS「トロンOS」をパクるのかも...なぜかって?それは過去の記事を見てください
【闇歴史】世界が注目を集めている国産OS【トロンOS】
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