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 今回Windows10 バージョン1903が配信開始となっておりますが、今回のような大型の更新後、場合によってドライバ関連に不具合が生じる場合もあります。通常のドライバはその前のバージョンで正常に動いていた場合は大きなトラブル(世界中で話題になっている不具合等)でない限りは動作するはずですが、更新時の何らかの小さな失敗等によりドライバに不具合が生じる場合もあります。
 その場合の一般的な解決方法をご紹介します。なお、この方法はあくまでも一般的な解決方法で中にはこれで解決できない場合があります。その場合は最終的にハードウェアメーカーに直接問い合わせてください。

1.Windows標準のトラブルシューティングを使用する
TRAB01



 まずはWindows10の機能に搭載されているトラブルシューティングを試してみます。
 方法はスタートメニューから歯車のアイコン「設定」をクリックします。
 更新とセキュリティを選択、サイトメニューのトラブルシューティングを選択し、その中の該当するトラブルを選択し、問題を解決させてみます。

2.上記で解決できない場合はドライバの再インストール


 まずは該当するデバイスの最新ドライバをダウンロードします。ただし、この時点ではダウンロードするだけで実行はしないでください。

 次に現在のドライバソフトをアンインストールします。

 スタートメニューを右クリックし、検索 「デバイスマネージャー」と入力します。
DEVAI

 デバイスマネージャーを起動し、サウンド、ビデオおよびゲームのコントローラーなど不具合があるカテゴリを展開します。
 その中の該当するデバイスを右クリックし、 デバイスのアンインストールを選択、このデバイスのドライバーソフトウェアを削除するにチェックを入れアンインストールを押します。
 そして一旦パソコンを再起動させてください。
 パソコンが再起動しログイン後に自動的にドライバを再インストールするかもしれません。もししていない場合は先ほどダウンロードしたファイルを実行し、ドライバソフトをインストールしてください。

 これは、普通ドライバソフトのアップデートを行うように現在のドライバを使用したまま実行ファイルを使ってアップデートを実行した場合、あくまでもドライバソフトファイルの上書きとなります。そのため、デバイスのメモリの割り当てなど不具合に直接関係する部分はそのまま引き継がれてしまう場合もあります。
 そのため、一旦ドライバを完全削除して、メモリの割り当てなどを開放し、再インストールすることによって不具合などが解消される場合もあります。ただし、この場合は必ずドライバを完全削除した後はパソコンを再起動し、きちんとメモリの割り当てなどを開放させておく必要があります。

 この方法で解決できるかどうか行ってみてください。