
Mozilla Firefoxのバージョンアップ後、ユーザー認証のサイトにログインする際にパスワードが消失されてしまうといった現象が発生しております。
最近のFirefox、Chrome等のブラウザはWebのログイン画面でアカウントのパスワードを保存することが出来ます。この機能により、次回のユーザーやパスワードの認証に自動的に入力され、クリック1つでログインすることができます。しかし、本来保存されているパスワード情報がMozilla Firefoxのバージョンアップ後すべて失われてしまうように見えるといった現象が発生しているようです。
この問題となっておるバージョンはMozilla Firefox 67.0.2で正規版のブラウザです。ベータ版やデベロッパ版、ナイトリー版など試作版では発生しません。このパスワードの消失問題は実際にはパスワードがすべて消えたわけではなく、ブラウザがデータの保存と読み取りに使用するログインファイルに影響を与える問題によって引き起こされているもので、修復することによって解決することができます。

この問題についての原因はセキュリティソフトであるAvast Antivirus または AVG Antivirusによるものであり、これらののセキュリティ製品の最新のアップデートの後に問題を引き起こしているものです。これらのセキュリティソフトのスキャンプロセスによって、Firefoxが保存されたパスワードに関する情報を読むために使用されているlogin.jsonファイルを破壊してしまうのが原因です。そのため、Firefoxを起動する場合にファイルは起動時にロードされますが、ファイルが破損しているため、Firefoxはアプリケーション内にパスワードを表示することができなくなります。そのため、このアプリケーションはログインのの認証を提供できなくなります。
この問題を回避させるには次の方法があります。ただし、この方法は一時的な方法であり、唯一のきちんとした解決方法はこの操作を実行後、完全な修正がリリースされるまでバージョンアップを自動で行わないこととなります。
まずは、Firefox 67.0.1にダウングレードさせます。
次に、破損したlogin.jsonファイルの場所を見つける必要があります。これを行うには、ブラウザを開き、アドレスバーに次のコードを入力します。
about:support
「フォルダを開く」をクリックして、ファイルエクスプローラでプロファイルフォルダを開きます。
次に、ブラウザを閉じて、ファイルエクスプローラで開いたフォルダで作業を続けます。
この開いているフォルダの中に次のファイルを見つけます。
logins.json.corrupt

もし、このファイルが存在する場合は「logins.json」ファイルが壊れていることを意味します。
このファイルを修復するにはこのファイルの名前を変えるだけで修復できます。
logins.json.corruptファイルを右クリックし、[名前の変更]をクリックして、logins.jsonに変更します。
これで次回Firefoxを起動したときには、すべてが正しく機能し、パスワードが表示されます。
ただし、前述したように、この回避策は一時的なものであり、バージョンアップを行うとファイルがもう一度破損する可能性があります。
この問題はすべてのWindowsバージョンに影響を与えております。もしファイルが壊れたことを想定して、復元後にパスワードをバックアップすることをお勧めします。これは修正パッチが配布するまでデータの損失を防ぐのに役立ちます。

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