Microsoftは昨月よりWindows 10バージョン1903の一般向けの提供を開始したばかりですが、
一部のIntel PCにおいて、Windows 10バージョン1903へのアップグレードをブロックしております。この原因はインテルRSTドライバーに当たる互換性の問題だということです。
Windows 10バージョン1903の更新プログラムは、Microsoft社によると非互換性の問題として説明しているため、Windows Updateで一連のIntel Rapid Storage Technology(Intel RST)ドライバを搭載したデバイスには提供されなくなっております。
非互換性で影響を受けるIntelのドライバのバージョンは15.1.0.1002と15.5.2.1053となっており、これ以降の新しいドライバをインストールしている場合は、Windows 10バージョン1903の提供を受けれることになります。。
「IntelとMicrosoftは、Intel Rapid Storage Technology(Intel RST)ドライバの特定のバージョンとWindows 10 May 2019 Update(Windows 10、バージョン1903)の間に互換性の問題があることを発見しました」とMicrosoftは説明します。
Microsoftによると、Intel RSTドライバを搭載したWindows 10デバイスの推奨ドライババージョンは15.9.6.1044だということです。互換性のないドライバを使用しているデバイスでは、Windows 10バージョン1903とWindows Serverバージョン1903の両方へのアップグレードをブロックしています。
当面の間は、Media Creation Toolなどの他の方法を使用して、新しいバージョンのドライバをインストールし、デバイスにWindows 10バージョン1903を展開しないようにすることをお勧めします。
この問題を解決するには、デバイスのIntel RSTドライバをバージョン15.5.2.1054以降に更新する必要があります。最新のドライバが入手可能かどうかを確認してインストールするには、デバイスの製造元(OEM)に確認してください。
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