日本でも話題となっているApple独自のクレジットカード「Apple Card」、アメリカでは2019年8月にスタートしますが、このAppleカード、使用しているiPhoneを脱獄すると使えなくなることが分かりました。
まず、「脱獄」とはどういうものかといいますと、Androidでいう「root化」と同じになります。
root化は、スマートフォン、タブレットその他のAndroidデバイスユーザがAndroidサブシステム内で特権(rootアクセス)を取得する作業であることです。(Wikiより引用)
iPhoneを一度脱獄してしまうと、元に戻せなくなる他、さまざまなマルウェアに感染したり、セキュリティが低下したりするためおすすめできません。というか絶対に興味本位でやらないほうが良いでしょう。
Appleは今月中にApple Cardを発売しますが、発売日はまだ秘密です。このApple Card、運営するゴールドマンサックスがカードに関する公式の顧客契約を発表しました。それによると、顧客契約から「アカウントごとに1枚の物理カード」となっており、それによってApple Cardと一緒に使用するように構成されたiPhoneを脱獄すると、実際にはカード自体が完全に禁止されることになります。つまり、対象となるデバイスに不正な変更を加えた場合、対象となるデバイスはアカウントへのアクセスまたは管理の対象から外れるため、カードが無効になるということになります。
Appleは、アカウントに関連して修正された対象デバイスを使用することは明示的に禁止されており、本契約の違反となり、アカウントへのアクセスを拒否または制限する契約となっています。
また、契約では、Apple Cardを複数のiPhoneで設定することはできないとなっており、複数のカード所有者は許可されていません。
Apple Cardの契約内容の詳細についてはまだ全部わかっていませんが、いずれ正式な発表があると思います。
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