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 現在開発中のChromiumベースのMicrosoft Edge CanaryでYoutubeを視聴しようとしたときに、YouTubeの外観が壊れて見れないといった現象が発生しております。
 Microsoft Edge Canaryは現在開発中の状況を確認できるチャンネルで毎晩、自動的にリリースされます。新機能をいち早く試せる反面、今回のような不具合なども多く発生するチャンネルとなります。ブラウザーのCanaryビルドとDevビルドは、Microsoftが実稼働ビルドに進まない可能性のあるあらゆる種類のアイデアを試すのに役立つと考えられるため、このチャンネルを使用するのは最善な方法ではありませんが、一部のユーザーはいち早い機能を試そうとする人も多く、このチャンネルを使用しているユーザーが多いのも事実です。

  今回問題が起こっているのは、Youtubeのページを見ようとしたとき、YouTubeは正しく読み込まれず、コンテンツはページ上でスクランブルされてしまうといった状況になります。この現象は先週の終わりころから発生した模様です。
 同時に、同じように開発プラットフォームであるGoogle Chrome Canaryなどのその他のChromiumブラウザーで同様チャンネルでも同様の事象が発生していますが、Googleはすでに最新のChrome Canaryビルドのバグを解決しています。

 現在この件のバグが発生して、すでに修正されているバージョンは次のとおりとなります。


未修正:Microsoft Edge Canaryバージョン80.0.315.0

修正済み:Google Chrome Canaryバージョン80.0.3951.0
              
 現在、MicrosoftはまだYouTubeのレンダリングバグの修正に取り組んでおりますが、バグ修正されるまでの間現在のEdge Canaryビルドのユーザーエージェントを変更するだけで、実際に自分で問題を解決ですることができます。

 ただし、この操作は非常に簡単ですが、YouTubeを読み込むたびに、ユーザーエージェントを変更する必要があり、他のページを見る場合、元のユーザーエージェントに戻す必要があります。

 現在、YouTubeはFirefoxユーザーエージェントだと正常に動作するので、Youtubeを視聴する場合、Firefoxのユーザーエージェントにします。

 Microsoft Edgeのユーザーエージェントの変更次の通りです。
 
 まず、Youtube.comにアクセスします。
 次に、Microsoft Edgeのメニューから、他のツール→デベロッパーツール→メニュー→他のツール→ネットワーク状態を開きます。

「自動的に有効化される選択」というオプションのあるユーザーエージェントセクションが表示されますので、このオプションを無効にし、ドロップダウンメニューから[ Firefox-Windows ]を選択します。
 
 YouTubeのページは自動的に更新され、すべてが正常に読み込まれます。


 他に、Chromeウェブストアから「ユーザーエージエントスイッチャー」などの機能拡張を入手して使用する方法もあります。


 メニューから変更する方法を使用した場合は、ブラウザを再起動するまで保持されるため、Microsoft Edgeを再度起動するときは同じ手順に従う必要があることに注意してください。


 なお、今回の問題はChromiumベースのMicrosoft Edge Beta、Microsoft Edge Devチャンネルでは影響を受けておりません。