【幻のOS】Windowsの歴史で重要なOS　Windows Whistler【後の名OSへ】 : 0から楽しむパソコン講座のブログ

本日は過去の記事を再掲載いたします。
　「Windows Whistler」という幻のWindows OSというものがあり、入手することが可能です。このOSはWindows史上最も重要なOSの一つであり、このOSがなければ現在のWindows 7やWindows 10は存在しなかったかもしれません。「Windows Whistler」とは一体何なのでしょうか？

　実際、このOSはWindowsXPの開発コードネームであり、2001年にリリースされました。開発段階では、Microsoft Developer Network（MSDN）の会員向けにダウンロードと配布サービスが提供されていました。

　リリースされたβ1は180日間の使用期間制限付きで、Windows Whistler Personal、Windows Whistler Professional、Windows Whistler Advanced Serverの各エディションが存在していました。
　「Windows Whistler Personal」は「Windows Millennium Edition（Windows Me）」の後継とされ、「Windows Whistler Professional」はWindows 2000 Professionalを基に開発され、Itanium搭載サーバの販売時に評価版として提供されていたようです。

Windows WhistlerはInternet Archiveを通じて入手可能で、以下からダウンロードすることができます。

https://archive.org/search.php?query=subject%3A%22Windows%20Whistler%22

　このOSはVirtual PCを含む仮想環境にインストールして実行することが可能です。開発中のOSであるため多くのバグが存在しますが、後に最も優れたWindows OSとされるWindows XPへと進化することを考えれば、このOSは極めて重要な開発段階のOSです。

Installing Windows Whistler

A Tour of Windows Whistler - Software Showcase

Windows Whistler Build 2410 OOBE

All Windows Whistler Builds End of Support Edition - Windows Supporter [REUPLOAD]

Microsoft Whistler Personal Beta 1 Build 2433 (Pre-Beta 2) In Virtual PC 2007

Microsoft Windows Whistler Beta 2 Build 2428