
今週は年末恒例・今年の無責任のIT予想の結果を検証しています。今回は予想した最後の部分となります。この予想は根拠まったくなしで予想しましたが、この結果はいかに?
7.通信速度がギガからテラへ

予想:
結果:
Webのネットワークの速度は日々進化しており、テラビットとまではいきませんが、IPV6技術による高速化や光通信の増加などによって通信速度が少しづつ増加しております。

実は、このテラビット技術、今年日本でこの伝送技術が成功しているのです。NTTが今年3月に1波長あたり毎秒1テラビットを長距離伝送する世界初の波長多重光伝送実験に成功しており、IoTや5Gサービス普及に向けた大容量通信ネットワーク技術として期待されております。また、テラビット級の速度になると、長距離への伝送が困難になりますが、伝送時の損失やばらつき等を高精度に校正する独自技術を導入することによって800kmまでの長距離波長多重伝送に成功したとのことです。これによってテラビットの伝送速度が実現され、実用化も近い状態にあると言えます。
特に最近では有線の速度向上よりも無線通信の速度向上の技術に各社力を入れており、今年は5G通信が開始された年でもありました。この5G通信はまだまだ身近にはなっていませんが、来年後半には5G通信の速度の速さを体験できるかもしれません。

予想:
昨年から一気に話題となってきた「量子コンピュータ」ですが、今年に入りそのコンピュータの仕組みの骨格がほぼ出来上がります。その骨格は規格の統一で、それにより新たな量子コンピュータの製品の実験製品第一号が生まれる年になります。製品化に向けての価格の問題や量産体制の問題から商用化には今年中は無理かもしれませんが、数年後には商用化まで出来るレベルまで今年は開発が進む年となるかもしれません。また、この量子コンピュータのパーツを作る企業も生まれ量産化が始まるのも今年となります。その企業は日本かもしれません。
結果:

この量子コンピュータは実用化に向けて動き出しています。2019年12月19日にIBMと東大は記者会見を開き、両者が協力する枠組みの設立を発表しております。その内容は東大内に「量子システム技術センター」を設け、そこにIBMの量子コンピュータの実機を設置します。これによって東大では日本国内の様々なメーカーと連携して、量子コンピューターに使える材料や装置、機器を実験する予定とのことです。
また、他の海外メーカーの量子コンピュータも次々と来年には日本に導入され、日本は、量子コンピューター用ソフトウエアを開発する拠点となるようです。日本の量子コンピュータの開発は少し遅れており、NECでは同社が開発する量子コンピュータハードウェアの完成時期について2023年になるとの方針を示しております。

予想:

予想:
Webネットワークの速度がテラビットという驚異的な速度の一般提供開始がされるかもしれません。
新たな通信化技術の確立により、専用のモデムを使い、テラビットの速度が実現されるというものです。そのため、通常のWebネットワークとは違い、専用のネットワークを介して使用されるかもしれません。
また、無線通信も5G通信の提供が開始され、それと同時に次の6G通信の技術の概要が少しづつ見えてきます。
結果:
Webのネットワークの速度は日々進化しており、テラビットとまではいきませんが、IPV6技術による高速化や光通信の増加などによって通信速度が少しづつ増加しております。

実は、このテラビット技術、今年日本でこの伝送技術が成功しているのです。NTTが今年3月に1波長あたり毎秒1テラビットを長距離伝送する世界初の波長多重光伝送実験に成功しており、IoTや5Gサービス普及に向けた大容量通信ネットワーク技術として期待されております。また、テラビット級の速度になると、長距離への伝送が困難になりますが、伝送時の損失やばらつき等を高精度に校正する独自技術を導入することによって800kmまでの長距離波長多重伝送に成功したとのことです。これによってテラビットの伝送速度が実現され、実用化も近い状態にあると言えます。
特に最近では有線の速度向上よりも無線通信の速度向上の技術に各社力を入れており、今年は5G通信が開始された年でもありました。この5G通信はまだまだ身近にはなっていませんが、来年後半には5G通信の速度の速さを体験できるかもしれません。
8.量子コンピュータの骨格が出来上がり、商用化へ

予想:
昨年から一気に話題となってきた「量子コンピュータ」ですが、今年に入りそのコンピュータの仕組みの骨格がほぼ出来上がります。その骨格は規格の統一で、それにより新たな量子コンピュータの製品の実験製品第一号が生まれる年になります。製品化に向けての価格の問題や量産体制の問題から商用化には今年中は無理かもしれませんが、数年後には商用化まで出来るレベルまで今年は開発が進む年となるかもしれません。また、この量子コンピュータのパーツを作る企業も生まれ量産化が始まるのも今年となります。その企業は日本かもしれません。
結果:

この量子コンピュータは実用化に向けて動き出しています。2019年12月19日にIBMと東大は記者会見を開き、両者が協力する枠組みの設立を発表しております。その内容は東大内に「量子システム技術センター」を設け、そこにIBMの量子コンピュータの実機を設置します。これによって東大では日本国内の様々なメーカーと連携して、量子コンピューターに使える材料や装置、機器を実験する予定とのことです。
また、他の海外メーカーの量子コンピュータも次々と来年には日本に導入され、日本は、量子コンピューター用ソフトウエアを開発する拠点となるようです。日本の量子コンピュータの開発は少し遅れており、NECでは同社が開発する量子コンピュータハードウェアの完成時期について2023年になるとの方針を示しております。
このように、量子コンピュータハードウェアについては海外製のものが現在主流となりつつありますが、それに付随するる材料や装置、機器類、そしてソフトウェア開発については来年、日本を中心に行われているようで今後に期待していきたいと思います。
9.Windows11が発表

予想:
MicrosoftはWindows10以降がリリースしないと以前発表しましがた、今年に入り、突如として方針転換を行いWindows11の開発を始めると発表するかもしれません。
この理由はWindows10の今までのアップグレードの問題と、新しいハードウェアの問題からWindows10から新規にアップグレードを行う必要が出てきたということになります。発売時期は未定ですが、新たにWindows10の開発を中止し、Windows11への移行を進めると急に発表を行います。
結果:

結論です。Windows11はありません。そんなことを今したらユーザーから総たたきにあってしまいます。それどころか、現在Microsoftで頭を抱えているのが、Windows7のサポート終了です。MicrosoftではWindows7のユーザーにWindows10への移行を進めていますが、現在足踏み状態となっています。ここでMicrosoftが恐れているのが、過去のWindowsXPの状態と一緒になってしまうということです。現在でもなぜかWindowsXPのユーザーは多くらしく、特に企業では現役で使用しているのも少なくないとか。そのような悪夢を再び起こさないように現在必死でWindows7のユーザーにWindows10への移行をさせようとしているのです。また、Windows10の年2回の大型アップデートで、特に春のアップデートでいろいろ不具合が起き、Windows11の開発案どころではなかったかもしれません。
ただ、いろいろな問題が解決してくると、もしかしたら急にWindows11の開発を開始するというかもしれません。それは、Microsoftの儲け次第?
結果:

結論です。Windows11はありません。そんなことを今したらユーザーから総たたきにあってしまいます。それどころか、現在Microsoftで頭を抱えているのが、Windows7のサポート終了です。MicrosoftではWindows7のユーザーにWindows10への移行を進めていますが、現在足踏み状態となっています。ここでMicrosoftが恐れているのが、過去のWindowsXPの状態と一緒になってしまうということです。現在でもなぜかWindowsXPのユーザーは多くらしく、特に企業では現役で使用しているのも少なくないとか。そのような悪夢を再び起こさないように現在必死でWindows7のユーザーにWindows10への移行をさせようとしているのです。また、Windows10の年2回の大型アップデートで、特に春のアップデートでいろいろ不具合が起き、Windows11の開発案どころではなかったかもしれません。
ただ、いろいろな問題が解決してくると、もしかしたら急にWindows11の開発を開始するというかもしれません。それは、Microsoftの儲け次第?
10.Windows完全互換のLinuxが登場。しかもMacOSのアプリも当然使えるマルチOSとなり世界中で話題に。


予想:
突如として新しいOSが話題となるかもしれません。そのOSはLinuxベースでWindowsのアプリがすべてインストールすることができ、またMacOSのアプリも使えるといった夢のようなOSで、このOSがあればもうWindowsもMacもいらないといった夢のOSが登場します。もちろんフリーLinuxとなり、このLinuxは軽量で今までの古いパソコンにもインストールでき、世界中で話題になります。今までのLinuxにもWindows互換のものが多数ありますが、それ以上の完成度で、アプリのインストールやプロバティでWindows、MacOSなどの情報を持ち、その情報で裏でエミュレータを動かし、完全互換を実現するといったOSが登場するかもしれません。
突如として新しいOSが話題となるかもしれません。そのOSはLinuxベースでWindowsのアプリがすべてインストールすることができ、またMacOSのアプリも使えるといった夢のようなOSで、このOSがあればもうWindowsもMacもいらないといった夢のOSが登場します。もちろんフリーLinuxとなり、このLinuxは軽量で今までの古いパソコンにもインストールでき、世界中で話題になります。今までのLinuxにもWindows互換のものが多数ありますが、それ以上の完成度で、アプリのインストールやプロバティでWindows、MacOSなどの情報を持ち、その情報で裏でエミュレータを動かし、完全互換を実現するといったOSが登場するかもしれません。
(また夢のような話ですが...)
結果:
毎年この新しいOSの予想は言っていますが、現在のそのようなOSは登場しておりません。ただし、Windows10のHyper-Vの機能でMacOSやLinuxが使えるといった記事をよく見かけます。やはりMacはMac、WindowsはWindowsで共存は無理なのでしょうか...
というわけで、今年の予想についての結果は以上のようになりました。今年はIT業界にとって激動の年でありました。特にお隣Kコクでは激動+波乱+失望だったかもしれません。来年はオリンピックイヤーです。来年もぜひ日本にとって良い年でありますように。
これで今年の更新は終了します。来年は1月6日から再開予定となります。みなさん良いお年をお迎えください。食べ過ぎには注意しましょう。
結果:
毎年この新しいOSの予想は言っていますが、現在のそのようなOSは登場しておりません。ただし、Windows10のHyper-Vの機能でMacOSやLinuxが使えるといった記事をよく見かけます。やはりMacはMac、WindowsはWindowsで共存は無理なのでしょうか...
というわけで、今年の予想についての結果は以上のようになりました。今年はIT業界にとって激動の年でありました。特にお隣Kコクでは激動+波乱+失望だったかもしれません。来年はオリンピックイヤーです。来年もぜひ日本にとって良い年でありますように。
これで今年の更新は終了します。来年は1月6日から再開予定となります。みなさん良いお年をお迎えください。食べ過ぎには注意しましょう。
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