
Windows10のセットアップや修復などでISOイメージファイルを使用した場合、正規のプロダクトキーを使用しているにも関わらず、インストール時「準備完了」画面の後、次のエラーが表示される場合があります。
「セットアップでプロダクトキーを検証できませんでした」
特にこのエラーは修復アップグレード、またはエディションアップグレードで起こるようです。この問題の解決方法をご紹介します。
特にこのエラーは修復アップグレード、またはエディションアップグレードで起こるようです。この問題の解決方法をご紹介します。
1.ISO構成ファイルのプロダクトキーの検証をスキップさせる方法
インストール時にプロダクトキーの検証で引っかかってしまった場合、インストールの先に進むことができません。プロダクトキーの検証はインストール後に認証させることができますので、インストール時のプロダクトキーの検証をスキップさせましょう。
1. 7-zipなどの解凍ソフトウェアを使用して、Windows 10 ISO構成ファイルを抽出し、一旦ハードディスクなどに全部コピーをかけます。
インストール時にプロダクトキーの検証で引っかかってしまった場合、インストールの先に進むことができません。プロダクトキーの検証はインストール後に認証させることができますので、インストール時のプロダクトキーの検証をスキップさせましょう。
1. 7-zipなどの解凍ソフトウェアを使用して、Windows 10 ISO構成ファイルを抽出し、一旦ハードディスクなどに全部コピーをかけます。
2メモ帳を開きます。
3.次のコンテンツを新しいファイルに入力/コピーします。
[EditionID]
[Channel]
Retail
[VL]
0
ファイルを「ei.cfg」として保存し、「すべてのファイル」で「タイプとして保存」を選択します。このファイルは必ずコピーしたISO構成ファイルの「\\sources」フォルダーに保存してください。
4.このままsetup.exeファイルを実行してインストールウィザードを起動するか、クリーンインストール用の起動可能なUSBを作成しインストールを実行します。
5.プロダクトキーの入力画面が出てきたら、一旦「後で」を選び、インストールを続行させます。

これによってインストール時のプロダクトキーの検証をスキップさせることが出来ます。
インストール終了後、「スタート]」 ボタンを選択し、「設定」 > 「更新とセキュリティ」 > 「ライセンス認証」 の順に選択します。
プロダクトキーを入力し、ラインセンス認証させます。問題がなければライセンス認証済みとなります。
5.プロダクトキーの入力画面が出てきたら、一旦「後で」を選び、インストールを続行させます。

これによってインストール時のプロダクトキーの検証をスキップさせることが出来ます。
インストール終了後、「スタート]」 ボタンを選択し、「設定」 > 「更新とセキュリティ」 > 「ライセンス認証」 の順に選択します。
プロダクトキーを入力し、ラインセンス認証させます。問題がなければライセンス認証済みとなります。
もし、何らかの原因でプロダクトキーの変更(入力)ボタンがない場合は、コマンドプロンプトを使用してプロダクトキーを入力し、ラインセンス認証することが出来ます。
スタートメニューを右クリックし、「検索」→「cmd」と入力します。
コマンドプロンプトを管理者権限で実行させます。
まずは念のため、一旦プロダクトキーを削除します。初めての場合はこのコマンドをスキップしてもかまいません。
コマンドプロンプトに次のコマンドを入力します。
slmgr /upk
次に新しいプロダクトキーをコマンドで入力します。
slmgr /ipk <プロダクトキー(xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx)>
問題ないプロダクトキーなら正常に登録され、「プロダクトキーxxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxxを正常にインストールしました。」といった表示が出てきます。
最後に、登録したプロダクトキーを認証させます。コマンドプロンプトに次のコマンドを入力します。
slmgr /ato
正常に認証されれば、「製品は正常にライセンス認証されました」といった表示がでます。これできちんとライセンス認証されたことになります。
2.一時ファイルを削除する
Windows> Tempフォルダを空にすることで問題を解決できる場合もあります。 File Explorerを使用するか、Windows + Rキーを押して「Temp」と入力します。「アクセス権がありません」といった表示が出ることもありますが、この場合「管理者として実行」を選択すればTempフォルダの一覧が表示なります。
Tempフォルダの一覧が出たら、 Ctrl + Aを押して、Windows Tempフォルダー内のすべてのファイルを反転表示し、[削除]をクリックします。
3.インストール時、セキュリティソフトを無効にする
Windows10のインストール時、セキュリティソフトの保護レべルによってプロダクトキーの検証時にセキュリティソフトが邪魔をしている場合があります。インストール時、セキュリティソフトを一旦無効にすることをお勧めします。
Windows> Tempフォルダを空にすることで問題を解決できる場合もあります。 File Explorerを使用するか、Windows + Rキーを押して「Temp」と入力します。「アクセス権がありません」といった表示が出ることもありますが、この場合「管理者として実行」を選択すればTempフォルダの一覧が表示なります。
Tempフォルダの一覧が出たら、 Ctrl + Aを押して、Windows Tempフォルダー内のすべてのファイルを反転表示し、[削除]をクリックします。
3.インストール時、セキュリティソフトを無効にする
Windows10のインストール時、セキュリティソフトの保護レべルによってプロダクトキーの検証時にセキュリティソフトが邪魔をしている場合があります。インストール時、セキュリティソフトを一旦無効にすることをお勧めします。
コメント
コメント一覧 (2)
もし、別ドライブがない場合は一旦Cドライブなどにコピー後、ei.cfgを作成し、\\sourcesに保存します。その後、コピーしたファイルすべてをもう一度ツールなどを使い再度ISO構成ファイルを作成します。(ツールはフリーソフトなどであります。)
作成したISOファイルをDVDライティングツールを使用してDVDに保存してください。ライティングソフトを使用する場合、「ISOファイルからDVDを作成」みたいな項目がありますので、それをクリックします。終了したら作成したDVDでインストールを開始してください。
あともう一つ、この操作はあくまでも現在Windows10がインストールされており、何らかの原因で再インストールしなければならない場合のみ有効となります。Windows7からのアップグレードの場合、出来ない場合が考えられます。
(Windows7からアップグレードを行う場合、現在もプロダクトキーで無料でWindows10ににアップグレードできるようです。
リンクは直接のリンクはちょっと貼ることができませんが、下記となります。
https://▲▲▲.microsoft.com/ja-jp/soft▲are-do▲nload/▲indo▲s10
(▲の部分をwに変えてください)
この中の MediaCreationTool.exe というファイルを使えば現在でも出来るようです。(ちょっと確認はしておりませんが...)