WindowsServer2008

 Windows Server 2008で2月の定例アップデート適用後、サーバーが起動しないといった現象が起きています。この解決方法をご紹介します。
 今回問題となっているのはKB4539602 更新プログラムで、この更新プログラムを適用後ブートファイルが削除され、サーバーが起動しなくなる可能性があります。問題を受けているOSのバージョンはWindows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピュータ・サーバーとなります。同様にWindows7 コンピュータも、KB4539602のインストール後にWindows Serverコンピュータが起動不能と報告されています。
 この問題は、KB4539602 を適用する前にMicrosoftによって削除されたため、影響を受けるデバイスで SHA-2の署名とサービス スタック更新の古いバージョンが原因で発生します。もう1 つの考えられる原因は、影響を受けるデバイスにインストールされている更新プログラムの古いバージョンが原因のようです。

 MicrosoftによるとKB4539602のエントリは、必須コンポーネントとしてインストールするようになっています。そのため、Windows Updateを通じて自動的に提供されます。

以下、Micorosftからの引用となります。(機械翻訳)
• 2019 年 9 月 23 日またはそれ以降の SHA-2 更新プログラムがインストールされている SHA-2 更新プログラム (KB4474419) がインストールされている必要があり、この更新プログラムを適用する前にデバイスを再起動します。Windows Update を使用する場合、最新の SHA-2 更新プログラムが自動的に提供されます。SHA-2 更新プログラムの詳細については、「 Windows および WSUS の 2019 年 SHA-2 コード署名サポートの要件」を参照してください。
• 2019 年 3 月 12 日またはそれ以降の SSU 更新プログラムがインストールされているサービス スタック更新プログラム (SSU) (KB4490628) がインストールされている必要があります。最新の SSU 更新プログラムの詳細については、ADV990001 |最新のサービス スタック更新プログラム
以下はMicrosoftからの解決策ではない非公式の解決方法となります。


マイクロソフトは、KB4539602の更新プログラムが失敗した後にサーバーを起動できないお客様には修正プログラムを提供していませんが、Windows管理者は、起動しないWindows Server 2008サーバーを復活させる2つの非公式な修正を思いつきました。

その1
 Windowsの回復に移動し、Windows インストールのドライブ文字を見つけて、次のコマンドを実行します。

dism.exe /image:C:\ /cleanup-image / revertpendingactions

その2
1. リカバリディスクから起動します。
2. バックアップまたは別の 2008r2 インストールから、winload.efiとwinload.exeをC:\windows\system32にコピーします。
3. サーバーをを再起動します。

 この方法で起動できるか試してみてください。なお、非公式の方法ですのであらかじめご了承ください。





中古パソコンならお任せ【ThinkPad専門店 Be-Stock】