Creca

 現在、消費税の軽減税率による還元のため日本でクレジットカードの使用率が以前に比べて高くなっています。また、今回のコロナウィルスの外出制限により、ネット通販の利用によってクレジットカードの使用頻度も高くなりました。
 お隣韓国は日本よりもクレジットカードの使用率は高くなっています。そのクレジットカードの情報が大量に闇取引されているというのです。
KOREAKOKKI

 韓国のクレジットカード使用率は世界の中でも最も高く、全体の94%がキャッシュレスでの取引となっています。つまり、韓国では現金主義ではなくキャッシュレス主義となっています。
 しかし、現政権の政策の失敗や今回のコロナウィルスの影響により韓国経済は悪化をたどっており、キャッシュレス化が進んだ反面、カードの支払いができないといったいわゆるブラック化になる人が続出しているという情報もあちこちで聞かれています。この件の詳しい話はあとで別記事で掲載いたします。

 今回、記事にするのは韓国のクレジットカードの情報が流出しており、ダークサイトなどで闇取引されているというものです。
 日本でも個人情報の流出事件は過去にいろいろとありましたが、そのほとんどはハッキングによるものであり、肝心のクレジットカード情報まで流出されているというのは件数的にはフィッシング詐欺に会わない限り大量に流出することはありませんでした。

 韓国のクレジットカード情報の流出件数は約20万件流出しているようです。この流出が確認されたのは今年4月9日です。

 この流出したカード情報は、銀行識別番号(BIN)、口座番号、有効期限を含むカードの磁気ストライプに保存されたデータ、およびカード検証値(CVV)も含まれる可能性があり、この点からフィッシング詐欺やサイトの攻撃による流出ではなく、マルウェアに感染したPOS端末やクレジット端末や、ATMによるスキミング、加盟店の支払いシステムによる不正な情報流出の可能性があります。

 今回流出した情報で非常に怖いのがカード検証値(CVV)で、これは通常クレジットカードでは「セキュリティコード」と呼ばれるものです。
 このセキュリティコードは不正使用を防止する為の特殊コードであり、カード上の磁気ストライプに格納されたデータによりそのカードが有効であると証明され、正規のカード会社によって発行されたも証明する役目を果たすコードになります。
 つまり、この情報が流出したということは、このクレジットカードの情報を手にしたハッカーはクローンカード、つまり、本物と同様の偽のカードをを作成し、ATMを介してお金を迅速に引き出したり、違法な購入を行うことができます。そのため、他の情報情報流出とは違い実用性が非常に高くなり、実際の被害も大きくなるということになります。
 以前にも韓国のクレジットカードの情報流出は何件もあり、2019年5月には42,000件、2019年6月には23万件、7月はさらに89万件の情報がダークウェーブ上で取引されておりました。
 韓国のクレジットカード使用率は世界の中でも最も高い反面、セキュリティ対策は甘く、情報流出が絶えないということが今回の事件でもよくわかるということになります。