
ゲームやプログラムを実行すると、DLL ファイルがコンピュータに存在しないために、プログラムの実行に失敗する場合があります。ほとんどの場合、存在していないDLL ファイルを登録すると、このエラーを修正できます。また、何らかの原因でDLLが破損している場合、ライブラリの再登録、つまり現在の登録をキャンセルして再登録する必要があります。今回、DLL ライブラリ (x32-64 ビット) を登録する方法をご紹介します。
Windows 11/10/8.1/7 で DLL ライブラリと ActiveX (OCX) 登録を登録およびキャンセルするコマンド ラインRegsvr32ツールがあります。今回はこれを使用します。DLLライブラリのキャンセルと再登録DLL ライブラリへのパスは、コマンドラインで手動で書き込むことができます。これを行うには、次の方法で行います。
なお、DLLがどうしても入手できない場合は下記のサイトからDLLファイルを入手できます。ただし、安全のため、ダウンロード後はファイルをウイルススキャンチェックして下さい。
DLL-FILES.com
https://jp.dll-files.com/
- 元のDLLファイルをShiftを押しながら、マウスを右クリックします。
- 「パスのコピー」を選択します。
- スタートメニューを右クリック→「検索」→「コマンド」と入力し、コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
- 下記のコマンドを入力します。
DLL ライブラリの登録
DLL ライブラリを Windows に登録します。
regsvr32 C:\Windows\SysWOW64\(DLLファイル名).dll
(regsvr32 以降はマウスを右クリックし、先ほどコピーしたパスを貼り付けします。)
DLL ファイル登録の取り消し
現在の DLL ファイルの登録をキャンセルします。
regsvr32 /u C:\Windows\SysWOW64\(DLLファイル名).dll
(regsvr32 以降はマウスを右クリックし、先ほどコピーしたパスを貼り付けします。)
すべての dll ファイルを再登録する
Windows システム内のすべての dll ファイルを登録するには下記のコマンドを入力します。
for %1 in (*.dll) do regsvr32 /s %1
64 ビット OS での 32 ビット DLL の登録
64 ビット バージョンの Windows で 32 ビット DLL ライブラリを登録するときにエラー メッセージが表示される場合は、下記の方法で行ってください。
32 ビット DLL が System32 フォルダにある場合は、それを SysWoW64 フォルダに移動し、以下のコマンドを入力します。
%systemroot%\SysWoW64\regsvr32 (DLLファイル名).dll
または
%systemroot%\SysWoW64\regsvr32 C:\Windows\SysWOW64\(DLLファイル名).dll
64 ビット バージョンの Windows オペレーティング システムではRegsv32.exeファイルは2つのバージョンがあります。
64 ビット バージョンは %systemroot%\System32\regsvr32.exe
32 ビットバージョンは%systemroot%\sysWoW64\regsvr32.exe。
64 ビット版の Windows では、32 ビット DLL ファイルは常に Windows\SysWOW64 フォルダにあります。DLL ライブラリは Windows\System32 フォルダーにあります。
32 ビット版の Windows では、DLL ファイルは Windows\System32 フォルダ内にしかありません。SysWOW64 フォルダはありません。
64 ビット版の Windows では、32 ビット DLL ファイルは常に Windows\SysWOW64 フォルダにあります。DLL ライブラリは Windows\System32 フォルダーにあります。
32 ビット版の Windows では、DLL ファイルは Windows\System32 フォルダ内にしかありません。SysWOW64 フォルダはありません。
DllRegisterServerなどのバグが表示された場合、モジュールは Windows のバージョンと互換性がないか、エントリ ポイントが見つからない場合は、次のことが考えられます。
- すべての DLL ライブラリが Windows に登録するように設計されているわけではありません。
- サードパーティのサイトからライブラリをダウンロードした場合、ライブラリではなく、おそらく何らかのウイルスである可能性があります。
- 既にDLLに登録されている場合があります。
上記の場合修正する方法は次がヒントになるかもしれません。
- d3dx9_43.dll、MSVCR71.dll、VCRUNTIME140.dllなどの多くのDLLライブラリは、DirectX、NET Framework、Visual C'などのサードパーティ製コンポーネントに含まれています。インターネット上で、ファイル自体を参照することも出来ます。
- 登録を一旦解除し、DLL ファイルを再登録します。
- DLL 登録中にアカウント制御(UAC) をオフにします。
なお、DLLがどうしても入手できない場合は下記のサイトからDLLファイルを入手できます。ただし、安全のため、ダウンロード後はファイルをウイルススキャンチェックして下さい。
DLL-FILES.com
https://jp.dll-files.com/
コメント